中邑真輔「CHAOSの雨を降らせる」というワードに一瞬ビクッとしました。

海の向こうはWWEで活動をしているというのに、どん兵衛効果で新日本プロレス時代より日本での認知度が上がっている中邑真輔。
飯伏幸太がインターコンチネンタル戦線の時に話した「2人の神」の1人が中邑であり、最近ではもう普通にイヤァオ!からのボマイェを使うなどの中邑信者です。

その飯伏が「もう1度しっかり神を越えたい」と話す対象は棚橋弘至ですが、この二人の対決はもう少し先の大阪大会となるので置いておいて・・・中邑真輔の話を少々。

飯伏が白いベルトを巡る内藤哲也との戦いをしていた記憶も新しい中ですが、今中邑真輔はWWEでインターコンチネンタル王座を手にしています。
何の因果か白いベルトの物語はまだ続いているということなんですよね・・・

飯伏から見れば白いベルトの神である中邑が海外で白いベルトを手にしており、またその飯伏から白いベルトを奪い現在新日本プロレスのインターコンチネンタル王者となっている内藤は「なんでWWEに行くやつの壮行試合なんてするんだよ?」と最後まで中邑に噛み付いた存在というところも面白いです。

そんな中邑が意味深な発言をしました。

『俺はボトルの中の嵐だ。今、ボトルは壊れた。ユニバース全体にCHAOSの雨を降らせるために解き放たれた』

ユニバースとはWWEのファンということですが、そこに対して「CHAOSの雨を降らせる」という言葉は何だか新日本プロレスファンも気になってしまいますよね。

今も新日本プロレスで活躍しているCHAOSは言わば中邑真輔が新日本プロレスに生み、そして残した物でもありますし「雨を降らせる」というワードはオカダカズチカを連想させます。

そういう狙いというかワードセンス、言葉遊びのようなものであるとは思うのですが...

白いベルトを巻き、CHAOSの雨を降らせると言われてしまうと流石に新日本プロレスファンのアンテナにも引っかかるというか、この辺りはやっぱり上手いなぁと思ってしまいますね。

そういえば中邑真輔と(フィン・ベイラー)プリンスデヴィットが恐らく唯一行った新日本プロレスでのシングルマッチが名古屋で、それを観戦した記憶があるのですが新日本プロレス上で生で見たカードがWWEで行われているというのは不思議な感覚です。

でもやっぱり僕は新日本プロレスファンであり日本のプロレスが好きですから、新日本プロレスからWWEに行ったことを「上のステージに行った」とは思いたくないのです。


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