G1クライマックスAブロックはダラスで開幕してから後楽園ホール3連戦を経て各選手が4試合を消化。
残り5試合を残している状況での首位は4戦4勝の全勝を達成しているオカダカズチカとKENTA。
オカダは棚橋・ファレ・ザック・オスプレイに勝利。
KENTAは棚橋・飯伏・EVIL・ランスに勝利となっているわけですが、現在首位の2名の両方に負けている棚橋は勝ち点で並んでも足りませんのでここからオカダもKENTAも揃って3敗した上で棚橋は全勝しないと厳しいことから、棚橋が現時点で一番不利な状況であると言えるのかもしれません。
さて、このオカダとKENTAの全勝対決が27日の名古屋大会で実現します。
勝った方が文句なしで単独首位となるわけですが・・・ここでオカダが負けてしまうとKENTAにオカダ・飯伏・棚橋が倒されるということになってしまいますので、ある意味では新日本プロレスの半分ぐらいを侵略されてしまうことになります。
何よりIWGP王者がWWEで燻って戻ってきたKENTAに負けてしまっては「元」がついても「新日本プロレスはWWEの下」という嫌な空気になってしまいます。
モクスリーも公式戦も3連戦が終わった時点で全勝ですし、これで優勝決定戦がモクスリーとKENTAにでもなろうものなら新日本プロレスファンとしてはサプライズを楽しめるテンションにはならないでしょう。
イメージ的には丸藤に負けた時に被りますし、何よりKENTAを連れてきた柴田はオカダとのIWGP戦で負傷したことで現在もリング復帰ができていないという状況でもありますのでKENTAがこの試合に懸ける思いは相当強いでしょうから、個人的にはオカダのピンチなのではないかと思います。
ただ!オカダカズチカは上から目線でKENTAにメッセージを送っています。
「新日本プロレスの、IWGPヘビー級チャンピオンの、いやプロレス界のトップの実力ってのをKENTAさんにしっかり味わわせてあげようかなと思います」
地球上全てのプロレスでのトップ、それが今のオカダカズチカです。
ここでKENTAに負けて秋にIWGP戦で防衛すれば良いってものではありませんからね。
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