内藤が負ければ開幕3連敗、そして後藤が負ければ「何も変わってない」という双方に大きなリスクがある試合となりましたが・・・そのリスクを背負ってしまったのは荒武者後藤洋央紀でした。
昨日の試合後に内藤は2016年のニュージャパンカップを思わせるような言葉で後藤を小馬鹿にしていましたが、その怒りを解消させるために必要な勢いを試合序盤の『戦慄の足殺し』で奪われてしまいました。
10回やったら8回ぐらいは折れるのでは?と思うようなエグい攻撃で後藤の足を粉砕。
それでも修行の成果がパワーにもスピードにも出ている後藤は蹴りを中心に応戦し、強烈な牛殺しを内藤に打ち込んでいきましたが・・・ウシゴロGTRを狙う力すら残っていなかったか、コリエンド式のデスティーノから正調式のデスティーノを受けて完敗。
確かに後藤洋央紀は変わりました、しかし・・・結果に出なければ意味がありません。
定期的に因縁の生まれる内藤との戦いですが、この借りを返すチャンスはG1で優勝して権利証を懸けて内藤と戦うしかないのではないでしょうか・・・
このシチュエーションで会場が後藤コール一色ではなく、4:6で内藤コールが大きい状況になっている時点でファンの気持ちはもうかなり離れていると言えるわけですし(内藤が必死に自分がヒールになろうとしていたのにこの状況)背水の陣をとっくに越えた状況になっていますからね。
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