G1開幕戦のダラス大会、飯伏幸太が場外のKENTAにプランチャを狙った時に足首を負傷。
その後、明らかに機動力が落ちてしまったので「G1の初戦で大怪我とかしてないよね・・・」と心配になりました。
飯伏選手のTwitterによると骨折はしていないということなのですが色の変わり方と腫れ方がかなり酷いです。
ここから8月半ばまで激しい試合があることを考えると、かなり不利になってしまったと言わざるをえません。
足は骨折とかなく綺麗な骨でした!靭帯?捻挫かな?
昨日は30歩で冷や汗止まらなかったのに今日は100歩歩けた。
今までも異常な自然自己治癒力があったので+高気圧酸素治療をして明日は200歩目標!
時差と痛さで目が覚めたので1階のエニタイムに行ってきます。出来る箇所から出来る限り💪諦めない! pic.twitter.com/hsESUWEuFi— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2019年7月9日
こんな状態でエニタイムに行くと書いてあるのが恐ろしいですが(笑)
僕もジムはエニタイムなのですが、こんな足でジムに行くなんて考えられないです。
これだからレスラーは超人なんですよね。
そしてこの怪我って何だか哲学的な怪我というか、とてもメッセージ性がある怪我のような印象も受けました。
内藤哲也との幾度とない「危険」と言われた試合では大きな負傷をしていないのに、ベテランレスラーでも時に見せることがある場外への普通のプランチャでこういう怪我をするわけですからね。
高橋ヒロムがNumberで発言していたように「安全なプロレスなんてそもそもない」というのは事実ですし、この飯伏幸太の腫れ上がった足を見てレスラーが常に危険と隣り合わせだからこそ「危険なことはやめて」という心配がいかに失礼なことか伝わりますよね。
ついにEVILに追い風が吹いてきたか?EVIL式のサソリ固めが飯伏を襲う
飯伏幸太の次戦はEVILが相手となりますが、どちらも黒星スタートなので負けたほうが2連敗となる重要な試合です。
下馬評では飯伏有利かと思いますし、EVILに関しては今年の運気がここまでダークネスな状態になっていたわけですが・・・この飯伏の負傷で風向きが変わるかもしれませんね。
なぜならEVILは今年になって「サソリ固め&足首を極める」という新フィニッシャーを手にしているのです。
このダークネスなスコーピオンデスロックですが、悲しいかなそこまで結果に結びついてはいませんでした。
しかし、飯伏幸太をタップアウトさせることができれば技の説得力が一気に増すことでしょう!
まるで魔術をかけたかのようなこのタイミングでの飯伏の負傷とその負傷ヶ所へ完璧に適応することができるEVIL。
EVILにとっては大チャンスですし、飯伏にとってはさらに怪我が悪化する可能性が低くない試合となります。
当然14日のシングルマッチの前日にある前哨戦でもEVILは飯伏の足を狙っていくでしょうから、13日の第1試合から大注目ですね!
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