2019年7月6日 新日本プロレスG1 CLIMAX 29、開幕戦はアメリカから!というG1史上初の試みとなります。
この日に組まれているカードは棚橋弘至・オカダカズチカ、飯伏幸太・KENTA、オスプレイ・ランスアーチャー、EVIL・ファレ、SANADA・ザックセイバージュニアという5つの公式戦となります。
オスプレイとランスアーチャーはニュージャパンカップで名勝負となり、ランスアーチャー自身も「キャリアでのベストバウト」と言うほどの試合でしたが、結果はヘビー級のランスアーチャーがオスプレイに負けるというものでした。
ここは当然リベンジに燃えるアメリカンサイコが気合を入れてオスプレイを倒しに来ると思いますし、後楽園ホール大会の戦いっぷりを見ても過去最大に調子が良さそうなランスアーチャーですからオスプレイも危うしというところでしょうね。
ロスインゴと距離を取り集中してG1に挑むEVILはファレとの対戦となります。
何となくEVILは外人選手に弱い印象があるのですが(いや、事実か)この夏の結果次第では永遠の中堅に送り込まれそうなEVILだけに、まずは開幕戦でアメリカをダークネスに染め上げてほしいものです。
SANADAとザックセイバージュニア、このカードは玄人好みの試合になることが多いですがアメリカでのG1ということでこういうカードも入れておくというのは新日本プロレスの上手いところですよね。
オカダカズチカのライバルと認められ、このG1でオカダカズチカから初勝利ということも目標の1つだと思いますがまずはここで勝って勢いをつけたいところでしょう。
飯伏幸太とKENTAは猛烈な打撃戦となるのか?オカダカズチカと棚橋弘至をアメリカで生披露!
目玉の1つとなるのが突如として参戦表明をしたKENTAと飯伏幸太の激突です。
打撃が得意な両者だけにTHEしばきあいとなりそうですし、KENTAとしてはWWEに所属していた上に今もアメリカが拠点ですからある意味ホームでいきなり負けるわけにはいかないでしょう。
また新日本プロレスファンに対して実力を見せることができるのか?という重要な初戦となりますし、飯伏幸太がどこまでエグい攻撃をするのかによってもその評価や信頼というものが見えてくると思います。
正直新日本プロレスファンからは舐められているところがあるKENTAですが、この1試合でどんな評価に変わるのか楽しみですね。
新日本プロレスの少し前の黄金カードで、G1では後半に戦って引き分けとなるような印象ですが開幕戦から持っていくというのは「アメリカのファンにオカダカズチカと棚橋弘至を見せる」という意味もありそうですね。
ただ現時点での棚橋弘至のコンディションを考えると過去最低の棚橋・オカダ戦になる可能性もありますが・・・
もちろん本隊とCHAOSが共闘してから初となるシングルという部分ではどのような戦いになるのか?という期待もありますし、もしかすると新鮮さが生まれるようなこともありえるかもしれませんね。
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