1勝、DOUKIの現実は「間違っていない!!」と言いたい。

エルデスペラードが負傷欠場して代打的に登場したDOUKI。
生観戦でも感じましたが、この選手は色気が凄いです。
タイチやデスペラードもそうで、僕もよくこのブログで書きますが不思議な色気が漂っています。

この「不思議な」というのは、例えば棚橋選手やオカダ選手はストレートな色気だと思うのです。
わかりやすく「これが色気ですよ」と言葉で聞こえるような感じです。

ただ、DOUKI・タイチ・デスペラードと内藤哲也もそうだと思うのですが、何だかひん曲がった色気があると思うんですね。

名古屋大会で生で見た時に、うちの嫁が「DOUKIって色気があるよね」と言っていたのですが、20代の女性にも伝わりつつ僕のようなアラフォーでも感じる色気を持っている選手ってそれだけで才能だと思うのです。

今日の試合でエルファンタズモに負けてしまい、現実だけで言えば「大口を叩いたのにヤングライオンの成田に勝っただけ」という不名誉な結果でベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを終えたDOUKI選手ですが、その魅力は十分に伝わっていると思います。

試合後には「俺の10年は間違っていたのか?」とコメントをしていましたが、そんなことは全くありませんよね。

全然!間違っていないと思います。

1勝8敗、プロレスと言えども勝負論を捨てたらそれはただのショーでしかありません。
なのでこの成績については「新日本プロレスの中にきたらヤングライオンと同レベル」ということで切り捨てられるかもしれません。

しかし、10年間で泥水をエネルギーにしながらここまでの存在感、オーラ、色気を身に着けたのであればそれはプロレスラーというエンターテイメントの世界の中では相当な武器になると思うのです。
もちろん試合も素晴らしかったですし、非の打ち所は・・・これは現地で感じたことですが口元を隠すコスチュームなので「相手を挑発しているであろう言葉を発しても、声がコモッてしまって何を言ってるかわからないこと」ぐらいでしょう(苦笑)

まぁこれに関してはDOUKI選手のポリシーなどは置いておいて、将来的に外すことを考えた方がいいと思うのです。
あのマスクが色気の一部でもあるのですが、やっぱり「叫んだ言葉がお客さんに聴こえない」というのは結構マイナス要素だと思いますからね。

声を届けるという部分では僕もyoutubeチャンネルを持っていますし、ラジオ出演などしていたことがあるのでこれは強く言えることですが「聞こえない言葉なんて何も伝わるわけがない」ですからね。

ただ、トータル的に見ればDOUKI選手は本当に稀な存在のレスラーだと思いますし、瞬く間に女性ファンが増加した理由もわかります。

日本中、世界中に「筋骨隆々なのに色気のないレスラー」なんて腐るほどいます。

そんな中でDOUKI選手の色気というのは超強力な武器だと思いますし、新日本プロレスへの継続参戦をしてもっとその魅力を広めてほしいと思いました。

今回は代打出場という辛い立場で都合よく扱われたという印象ですが、代打ではなくDOUKIが必要だ!という状況で参戦することができれば話は全然違ってくると思います。

この人の10年間の重さは伝わりましたよファンに。
間違っているわけない、間違っているわけがない。


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