2015年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア。
A・Bブロックに各8人参加で開催されました。
Aブロックはカイルオライリーが勝ち点12で突破。
BブロックはKUSHIDAが勝ち点12で突破。
カイルオライリーは田口に負けただけの一敗でしたが、KUSHIDAの場合は同勝ち点でもシェリーが欠場となり不戦勝での勝ち点2が含まれています。
この時は開幕戦でシェリーのトラースキックを受けたフィンレーがそのシェリーの足の上に倒れ込むという事故が起こったんですよね。
今改めて見直しても「うわっ」と思ってしまうシーンでしたが、プロレスというのは本当に1分1秒危険だらけの中で行われている戦いなんですよね。怪我はつきものですし、それを覚悟して乗り越えるレスラーというのはやはり超人なのです。
2016年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアも
A・Bブロックに各8人参加で開催されました。
Aブロックは田口が勝ち10で突破。
Bブロックはオスプレイが勝ち点8で突破。
Aブロックは田口の他にサイダルも勝ち点10でしたが、直接対決で田口が勝利していたことで突破となりました。
Bブロックは何と勝ち点8が4選手もいました。
ボビーフィッシュ、リコシェ、ボラドールジュニア、オスプレイです。
そしてこの中でオスプレイが残り3選手に直接対決で勝利していたので突破となったわけですが、混戦の結果の中で直接対決にオスプレイだけが全勝しているという面白いパターンでしたね。
8人ブロックなので7戦で勝ち点8ということは4勝3敗で決勝へ行っているわけですが、それなら勝ち点8同士でワンナイトトーナメントでもするべきじゃないのか?なんて思うファンの人も多かったのではないでしょうか。
2017年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアもA・Bブロックに各8人参加で開催されました。
Aブロックはオスプレイが勝ち点10の単独首位で突破。
ただ勝ち点8が5人いる大混戦の星取表になりました。
ライガーが1勝の勝ち点2に終わり、そしてこの大会がライガー最後のBOSJになりました。
BブロックはKUSHIDAが勝ち点8で突破。
当然勝ち点8は沢山いて田口、金丸、BUSHIと4人が並んだわけですが、KUSHIDAその3人に直接対決で勝利していることで突破ということで前年度のオスプレイと同じパターンで進出となりました。
もちろんこの時も「4人でトーナメントすればいいのに...」とは思いました(笑)
また残りの選手は勝ち点6ということで、昨年以上の大混戦!!と言われましたね。
2018年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアもA・Bブロックに各8人参加で開催されました。
前2年のことから「今年も勝ち点が並んで直接対決で3人に勝ってる選手が突破か?」と予想する人が多かったと記憶しています。
しかし結果はAブロックがオスプレイと石森もマッチレースとなり、どちらも勝ち点10でしたが直接対決で勝利している石森が突破。
※1位タイ2名、3位タイが残り全員
Bブロックはヒロムが勝ち点10の単独首位で突破。
2位はKUSHIDAの8点、マーティースカルの8点でしたがヒロムは双方にしっかり勝利。
もちろん負けていれば順位は逆転となりましたが勝ち点は単独です。
さて、今年現在開催中のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア26ですが、選手数が増えて近年との比較で試合数が2つ増えている状態です。
8人制で勝ち点12ということもありましたが、勝ち点8でも突破が多々あるので、今回のボーダーラインは勝ち点12以上ということになるのではないでしょうか。
応援している選手がとりあえず勝ち点12を超えるように祈りながら観戦!なんてことも面白いかもしれませんね。
というかスポーツってそういうものが多いですけど、新日本プロレスの場合はベスト・オブ・ザ・スーパージュニアかG1しかありませんから。
ただ人数が多いとはいえ全勝しそうな選手も双方のブロックにいますので永遠に語られる『伝説の勝ち点18』なんて選手が出てくる可能性もあります。
当然10人なのに「勝ち点8で並んだ!」みたいなとんでも展開もありえますから、どういう結末になるのか楽しみですね。
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