こんな前哨戦が続いているから日本が暑い、そして石井が焼けた石のように熱い

先日も書きましたけど、暑いっす。
2週間前まで夜はかなり寒かったぐらいなのに、もう夏の足音が聞こえてきたようです。
それもこれも新日本プロレスの前哨戦が熱いからなんじゃないかなと。

一昨日のメインではYOHがいい風を吹かせましたが、昨日はSHOと鷹木が熱風を吹かせていました。
特にこの二人のラリアット合戦は凄いです。
考えてみると一時期ラリアッターだらけだった新日本プロレスですが、気がつけば1人減りとしていった中で鷹木とSHOのラリアットは「それを見せるだけでプロレスの凄さが伝わる」ぐらいのものですからね。

僕がプロレス初見の人に見せる試合は数試合決まっているのですが、これは今後この二人の試合を見せる回数が増えていきそうです。
こうなるとジュニアタッグよりもベスト・オブ・ザ・スーパージュニアが楽しみで仕方ないですよ。
仮に決勝戦であれば年間ベストバウトすら狙えるような試合になる期待感があります。

石井とEVILは5月4日に福岡を燃やしてしまうかも

これまた連日の石井とEVILですが、決戦は5月4日の福岡国際センターのセミファイナルです。
そこまで体が持つのか?というぐらいの前哨戦を繰り広げている二人ですが、その日のメインであるオカダカズチカとSANADAの試合を前にしてお客様や新日本プロレスワールドの視聴者が燃え尽きてしまうのではないかと(笑)


これってやはり新日本プロレスワールドの存在が大きいと思うのです。
まだ僕が子供の頃、ワールドプロレスリングしか中継がない時期だとやはりTVマッチは120%激しい試合になるのに、そうじゃない大会を見に行くと・・・ってことが当たり前でした。

ただ、今は新日本プロレスワールドで月間で多ければ10試合以上生中継があるわけですからこれは中々緩めることができないと思うのです。
極端に言えば見ている試合数で考えると、この2~3年で新日本プロレスファンになって新日本プロレスワールドを契約した人と昭和50年代からプロレスを見ていたがここ10年は見ていないぐらいの人であれば新しいファンの人の方が多く試合を見ていますし目が肥えているわけですからね。

そして増え続ける新日本プロレスワールドの視聴者(プロレスファン歴が短い人)を満足させつつ飽きられないようにするとなると全力投球するという結論にたどり着くのは当然のことだと言えます。

当然レスラーの方々には負担がかかるかと思いますが、その結果として新日本プロレスがズバ抜けて業界トップにあるということになりますし、後先考えず今を生きる男の凄さってのは単純にカッコいいと思います。

試合後の石井選手のコメントもまさにそんなレスラーの中でも常に全力の男が言うからこそ説得力があるんですよね。

「昨日、アイツ試合後、言ってたよ。『負けたんだったらさっさと帰れ』って。オイ、何甘っちょろいこと言ってんだ、オイ! 試合終わってもなぁ、俺が負けなきゃ終わりじゃねぇんだよ! 俺が潰れなきゃ、終わりじゃねぇんだよ! 俺の心が折れなきゃ、終わりじゃねぇんだよ! 俺とシングルやるってのはなぁ、そういうことだ! オイ、EVIL、折れるモンなら折ってみろ!」

どっちも好きな選手なので、どちらかの応援ってできないカードなんですよね...
むしろ「EVIL石井」と「オカダSANADA」の戦いって感じで見ることになりそうです。


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