いやいや、なんとも予想外の面白い展開になりそうな内藤哲也と飯伏幸太のインターコンチネンタルを巡る戦い。
飯伏幸太のインターコンチネンタルへの思いと内藤哲也のインターコンチネンタルへの思いの相違からもしかすると実現は先延ばしになるのではないか？という雰囲気が出てきました。
同時戴冠をしたい内藤哲也と、それには不満がある飯伏幸太
内藤哲也の主張は一貫して「IWGPとICを同時に手にする」ということであり、だからこそ「インターコンチネンタルのベルトが必要なんだよ」ということで飯伏幸太へ挑戦表明をしました。
ただ、飯伏幸太からすると「飯伏幸太の持つインターコンチネンタルだから内藤哲也が挑戦をしてきた」と思っていたからこその愛知県体育館メイン後での「やりましょう」という即答だったのでしょう。
しかし、内藤哲也がどうやら「飯伏幸太とかインターコンチネンタルに興味があるのではなく、同時戴冠の夢のための道具」であることに気がついた飯伏幸太はその真意を確かめようとしました。
試合後に会話がマイクにガッツリ入る状態でかなり長い会話をした二人。
聞き取れない部分もありますが内容としてはこんな感じでした、間違いがあるかもしれませんが。
内藤哲也「俺がこのベルトだけをほしいのかほしくないのか、答えはもちろん...（飯伏が遮る）そう、どうだい？」
内藤哲也「言ったでしょ？同時に保持したいから」
飯伏幸太「これだけではない？」
内藤哲也「これだけではない」
飯伏幸太「僕はこれだけがほしい」
内藤哲也「そうですかぁ」
内藤哲也「頑張ってください」
飯伏幸太「僕も、もちろんです、今は！」
飯伏幸太「今は！」
内藤哲也「今はね」
また何度もヘッドホンで聞きましたが、こんな感じだったと思います。
これは面白い会話ですよ、飯伏幸太は「インターコンチネンタルだけがほしい」と発言していますがこれに対しての「今は！」ですから「いずれIWGPも当然ほしい」ということなのでしょう。
しかし今現在はインターコンチネンタルの価値を上げていくことが使命であると考えていると。
ただ「僕はこれだけがほしい」の後の内藤の「そうですかぁ」というのは「あ、IWGPはいらねぇんだ？」というような感じです。
そしてその後の「頑張ってください」の意味ですね。
「俺から防衛できるように頑張ってください」なのか？
でもカードは決まっていないわけですから「じゃあ、インターコンチネンタルの価値を上げるために勝手に頑張っていてください」ということなのか？
そして最後の「今は！」「今はね」というやり取りがまた深い...
お互いに今はインターコンチネンタル、でも将来はIWGP戦をやろうな！という約束にも見えました。
ただ見方を変えれば「今はね」という内藤哲也が「そんなんでいいのか？」という感じにも見えるのです。
飯伏幸太「内藤はIWGPのベルトを先に取ってこい」
試合後の内藤哲也は改めて「同時戴冠したいから、インターコンチネンタルだけが目的じゃない」と発言しています。
そして「やめるとでも言い出すのかな？」とも発言をしていますが、当然同じ試合を戦った二人ですからほぼ同時のコメントなのにそのアンサーが出ています。
「２つほしいからこのベルトがほしい、そういうことですよね。じゃあ先にIWGPを取ってから来てください。僕はこのベルトをOKしたのでいつでも待ってます」
ということで・・・インターコンチネンタルへの挑戦はOKしているんだからIWGPを取っていつでも来いということですね！
流石にこれで単純に飯伏幸太と内藤哲也の再戦はどうなの？と批判も増えていましたが、ここへ来てウルトラＣという感じでしょうか。
こう言われてしまったら内藤哲也も「嫌だよ、オカダ強いし、SANADAとは同ユニットだからIWGPは狙いたくないよ」とは言えません。
となれば、待望の内藤哲也IWGP路線進出からのIWGP戴冠からのインターコンチネンタル王者飯伏幸太に挑戦という流れか？
これまで飯伏幸太に負け込んでいる内藤哲也が一発で逆襲するには完璧な流れですし、確かに別に二冠王を狙うにしてもインターコンチネンタルを先に取らなくてはいけないということはありませんからね。
もちろんＧ１優勝での権利書問題もありますし（最短大阪城ホールで内藤哲也がIWGPを取ってＧ１優勝すれば廃止にもできるが）飯伏がインターコンチネンタルをこれからずっと保持できるかもわかりません。
ただ実現するなら来年の東京ドームだと思いますし、これはめちゃくちゃ面白い展開になってきたのではないでしょうか。
逆にこの流れで「会社が組んだから～」と大阪城ホールで普通にインターコンチネンタル戦が組まれたら、今以上にファンからの批判が増えるでしょうし、、、一体どうなるのでしょうか！？
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