ジュースロビンソンがファレを撃破 次の挑戦者は誰になるのだろう?

IWGPUS王座戦、王者ジュースロビンソンが公約通りファレをボディスラムで投げましたね。
結果もパルプフリクションで3カウント勝利とすっかりUS王者といえばジュースロビンソンという感じになっていますね。

ただマディソンスクエアガーデン大会の時に書いたことですが、ああいうめちゃくちゃな試合をしている時にノリノリでストリートファイトをするジュースロビンソンの方がイキイキしているように見えるんですよねぇ...
ケニーオメガがいなくなって一番損をしたのは実はジュースなのかもしれないなぁなんてことも思いました。

US王者は何だかんだでケニーオメガのために作られたようなベルトだったという印象です。
初代王者になりましたし(初代王者決定トーナメントにジュースロビンソンも出場してましたね)防衛回数も4回ぐらいしたはずです。
そこからジェイホワイトにベルトが以降して、その間にケニーオメガは新日本プロレスのトップ路線へ。
その後にジュースロビンソンが一度手にしましたがCodyに奪われて、今は再度ジュースロビンソンの手に戻っているという流れです。

これからは一時のインターコンチネンタルの中邑のようにジュースから誰か、ジュースに戻るの繰り返しになりそうな予感はします。
常にタイトルマッチには王者か挑戦者としてジュースがいるのではないかと。

そんなことよりグーパンチについて

それにしても次の挑戦者が今ひとつ見当たりません。
何ならファレが勝つと思っていただけに(笑)
BULLET CLUBからだとタマちゃんなら名勝負になりそうですがタッグ路線を進んでいますし、ヒクレオは良い選手だと思いますがまだまだタイトルマッチに出れる実績がないですよね。

試合後のコメントでは大阪城ホールでという話が出ていますが、大阪城ホールでタイトルマッチがあるとしても外人選手にこだわるなら誰も想像できません。
ROHの選手というのはありそうですし、まぁ小さい確率として未だ新日本プロレスのBULLET CLUBのページや外国人選手のカテゴリに別団体に行ったはずの選手が残っているので密かな期待をしているのですが...まぁないのかなとは思います。

日本人でもOKなら後藤洋央紀とジュースという密かに因縁がある二人のタイトルマッチを見てみたい気もするのです。
ただ今のタイミングで後藤洋央紀がUS王者になってもIWGPが遠ざかるだけなんですよね(笑)


ところで、ジュースのグーパンチは反則カウントもなければ静止もされないというのは今後も続くのでしょうか。
外道さんもこの傾向がありましたが、例えば中邑とかKUSHIDA(どっちもWWEだな...)がここぞというシーンでグーパンチをしたときはなんとなくレフェリーも注意していましたよね。

でも細かく連打する分には放置という新ルールというか「猪木はOK」ルールがジュースに適応されているのはいかがなものなのでしょう。

プロレスでは拳で殴るのは反則、でもプロレスは5秒以内の反則はOKというこのルールのあやふやな部分が面白さの1つでもありますし「あ!殴っちゃったよ!!」とファンがドキッとするのがグーパンチとそれが反則であるという形だと思うんですよね。

一時期の中邑とKUSHIDAはグーパンチするとブーイングが出ているときもありましたが(ルールに忠実なファンの人が多かった?)今ではグーパンチするたびに「ジュース!」「ジュース!」とファンがコールしているわけですから(僕も言いますけど笑)ある意味でグーパンチ禁止というルールは破綻しているんですよ。

ただ、いきなりレフェリングが厳格化してジュースが反則負けするという余白も生まれているってところもこれまたプロレスの面白いところではあるんですよね。


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