連日の前哨戦、メインはロスインゴが5連勝しているという状態は逆にロスインゴファンは不安になる展開ですね。
5連勝の内の締めが内藤2回・鷹木1回・BUSHI1回・EVIL1回とSANADAの締めがありませんが、まだ前哨戦が続くことを考えるとロスインゴ1~2回、残りはケイオス勝利となって本番の結果が読めない!となるのでしょうか。
ただ、このままロスインゴの圧倒で本番を迎えると・・・嫌な予感がしますけどね(笑)
カード構成を考えればロスインゴの方が戦力が高い5対5ばかりなので一概にセオリー通りとは言えないケースですけどね。
さて、連日ヤングライオンの辻と上村が試合をして勝利し合う状況になっていますが、ここへ来て上村が成田に負けて辻が海野に負けるという同期との戦いの1つ上で弾き返されるという結果は新日本プロレスらしくて美しいですね。
このカードが10年後にはもしかしたらドームのメインとセミという可能性もあるわけですし、地方大会の第一試合目・第二試合目からも未来へ歴史が繋がっていくというのがプロレスの大きな魅力だと思います。
タイトル戦の翌日から再戦が続くシリーズ
今回のシリーズはビッグマッチがかなり多くあり、主要カード以外のアンダーカードも全て発表されています。
これを見ていくと多くの主要カードが翌日以降はタッグマッチで再戦となるんですよね。
なので前哨戦→本番→おかわり、というような感じでどんたくまで進んでいくことになります。
例えばジェフコブはまだ来日していませんが、タイチとのタイトルマッチの翌日もタッグマッチで当たります。
(このカードにライガーがいないのでNEVERへの序章にはならない?)
そして後藤洋央紀とジェイホワイト、ジュースとファレはシングルマッチ後もタッグマッチで当たりますし、3KとBUSHI・鷹木も同じ。
石森とドラゴンリーもそうですが、これは最終戦で石森のパートナーXが登場するので進展はありますが、この短い期間にビッグマッチを詰め込んだことで各選手ともに「大一番」が終ってしまった後のカードが惰性で進んでいくだけになるかもしれません。
ただ、これでベスト・オブ・ザ・スーパージュニアが始まってしまうとヘビー級はイマイチ何も起こらずに最終日の両国国技館だけで動きがあっていきなり大阪城ホールとなってしまうわけですよね。
これでは無理があると考えると、ここからのビッグマッチと後楽園ホール大会のどこかで「大きなこと」が複数起こるのではないかと思います。
特にノンタイトル戦の大一番、後藤洋央紀・ジェイホワイト・石井・EVILの4人には注目したいですね。