今年新日本プロレスを去ったKUSHIDAが誰しもの予想通りWWEに入団しました。
中邑も「ようこそクッシー!」と喜んでいますし、またリングネームもKUSHIDAそのままとなるようです。
動画を見るとやや緊張しているように見えますが、髭があっても童顔なので何だか若い新人選手が紹介されているような印象です。
アメリカでは何歳ぐらいに見えるのでしょうね。
僕はKUSHIDAの退団事態は「個人の勝手」ですし「KUSHIDAの人生」なので残念でしたがどうでもいいという感じだったのですが、不満に思うことも当時書いていました。
今回正式にこのWWE入団の報道があったので、ちょっと一言物申したいです(笑)
やっぱりWWEなんじゃん&ええカッコすんな!&今日発表するかね?
普段は書かないような激しい見出しにしましたが、これはわかってくれる新日本プロレスファンの人が多いはずです。
表面的には「おめでとう!」と言いながらも内心は複雑というファンの人が多いはずなので、お節介だと思いますが自分がそれを書きます(笑)
報道や他の選手の口ぶりからKUSHIDAがWWEに行くことなんてのは皆想像していました。
もしかしたら契約上WWEという言葉を口にできないのかもしれませんが、それなら退団記者会見で「憧れた海外の大きな舞台に挑戦します」とか「師匠(TAJIRI)が戦ったリングで戦ってみたかった」とか言えばいいじゃないですか。
そりゃ最後までファンに拍手で送られたいとかって気持ちはわかりますよ。
そして「「世界で活躍したい」という希望を叶えられる活躍の場所で闘い続けたい」という発言もしていましたが、でも「海を渡ってプロレスを隅から隅まで見たい」と言い「新日本プロレスのこの待遇を捨てる自分はバカっす、こんな環境を捨てるなんて自分はバカっす」みたいな発言もありましたが、それって「世界中を宛もなく戦うリスクのあることをする」から言えることでしょう。
会社で高待遇のエンジニアが「俺、広い海へ飛び出します。こんな凄い会社を辞めてそんなことするのはバカですけど」と言えば普通はフリーランスになるとか会社を立ち上げるとかの前振りじゃないですか。
こんな発言をして皆に惜しまれて「頑張れよ!」と言われて数カ月後に一部上場企業に入社してたら「なんなんすかアイツは」ってなるのが普通です。
KUSHIDA!KUSHIDA!と言われながら去りたいのはわかります、がしかし別に「WWEでトップに立ってくるぜ!」と言われてもこっちは応援しますよ。KUSHIDAが新日本プロレスに貢献した大きさはかなりのものですし、好きなレスラーなんですから。
ライガーさんに「新日ジュニアは任せてくれ」と言ってから数年で退団することもファンは目をつぶるでしょう、それぐらいKUSHIDAの存在は大きかったのですから。
それを何とか必死に隠してってのは人としては気に入らないって思われても仕方ないですし「新日本プロレスのファンってKUSHIDAに信用されてなかったんだなぁ」と思ってしまい悲しくなりました。
そしてこれは本人の意向ではないと思いますが、マディソンスクエアガーデン大会の前日にKUSHIDAがWWE入団をぶつけて来たというのは純粋に新日本プロレスファンとして気に入らないです、やらしいことするなぁって(笑)
内藤選手辺りはまたこれで「カチン」と来ていると思うので何か発言してほしいところですね。
ただプロレスファンとしてはWWEにKUSHIDAも中邑もデヴィットもAJもリコシェもいるとなればWWEを見る上では楽しみですよ。
でも新日本プロレスファンからするとこれは敵意も出てきちゃいますし「やっぱりKUSHIDAってナチュラルヒールだよな」って思ってしまいますもん(笑)
長年KUSHIDAを見ている人はベビーを被ったヒールという印象だったりすると思いますが、その究極系を新日本プロレスのマディソンスクエアガーデン大会前日にブチ込んできたってのはある意味アッパレなのかもしれませんけどね。
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