新日本プロレス公式スマホサイトでのSANADA選手の最新インタビューが面白すぎて3回読んでしまいました。
会員じゃなくても途中まで読めますのでぜひこれは新日本プロレスファンの人に読んでみてほしいです。
https://www.njpw.co.jp/192474
新日本プロレスに来てからは基本的に無口なキャラになっているSANADAですが、昔は全然そうでもありませんでした。
ニコ生の西川貴教のイエノミに武藤敬司選手と登場した時なんかも「それ言っていいの?」みたいなことも平気で言っていましたし、新日本プロレスでもどんどん喋っていく時期に来たのではないかと思います。
長岡での初日の締めなんかは新日本プロレスファンが全国で心待ちにしていると思う演出がありましたが、見た目良し・試合良し・年齡若い・締め最高で喋りもいけるようになれば非の打ち所がありませんからね。
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ニュージャパンカップは価値ある2位だったと言えるSANADAの冷静さ
ニュージャパンカップでは残念ながら決勝戦でオカダカズチカに敗れて2位となったSANADAですが、いつの日からかプロレスの世界では選手もファンも「優勝しか意味がない、準優勝は1回戦負けと同じ」という論調になっています。
ですが、そんな考え方なのはプロレスぐらいだけなのかもしれません。
確かにワールドカップやチャンピオンズリーグなどでは決勝戦で勝利したチームは天国、負けたチームは地獄な感じのリアクションになりますし、何なら2位よりも3位決勝戦で勝利したチームの方が喜んでいるわけですが冷静に考えるとおかしな話です。
「2位なんて最下位と同じだ」と言えるのは優勝して当たり前の立場や優勝が最低条件のような立場だけが言えることで、例えばこれもサッカーで例えるならバルセロナとかレアルマドリー、バイエルンとかそういうことじゃないですか。
新日本プロレスで言うならニュージャパンカップでその立場なのはオカダカズチカだけだったと思いますし、SANADAに関しては実力派あるのにシングルではフィーチャーされていない状態でG1などでも結果が出ていない中での準優勝は大きなことだと思います。
また例の「長岡の締め」などでSANADAへの期待感が一気に増したことを考えれば、またロスインゴの中で最上位の成績だったことを考えれば今回のニュージャパンカップ準優勝というのは価値ある2位だったという見方は正しいものだと思いました。
この考え方は他の選手も持つべきだなと思いました。
例えばYOSHI-HASHIが今回の結果で「優勝できないなら意味がない」と言うべきではないですもんね。
十分価値ある結果を残したということを冷静に考えて自信を持つほうがポジティブな方向に進めると思いますし、これは別にプロレスだけではなくて人生ってそうだよなと、1つ学ばせてもらえる内容でした。
後藤洋央紀は相手を成長させるレスラーというSANADAの感想が冴えている
ニュージャパンカップ1回戦でSANADAと後藤洋央紀が戦った後に、SANADAが「私は日本で一番ハンサムなプロレスラーに勝った」とインスタに書いたことはちょっとした話題になりました。
その後藤洋央紀に対してSANADAは「この人がいなかったら、新日本のスターが生まれなかったのかな」と今回のインタビューで答えており、続けて「闘っている中で相手をドンドン成長させる力があるというか、そういったイメージが強いですね。」と話しているのですが、これは後藤洋央紀本人からすると切ないかもしれませんがファンからすると「それだ!」って思う的確かつ誰もこれまで言わなかった鋭い見方だと思います。
もちろん後藤洋央紀自身も様々な選手と戦って強くカッコよくなってきましたが、確かに後藤洋央紀と戦うことで内藤哲也は何度も名勝負をして負けてもなぜか後藤よりステップアップしていきましたし、オカダカズチカもレインメーカー初期の辺りで後藤とタイトルマッチをした時に「オカダってこんなバチバチした試合もできるんだ」とファンに納得させることに繋がりました。
中邑真輔も後藤洋央紀とのインターコンチネンタル戦線などで価値を上げていきましたし、石井も今ほどシングルプレイヤーとして誰しも認める存在になる前に後藤とのシングルで「石井すげぇな」となるきっかけがあったように思います。
後藤と組んでみたいという発言もしているSANADAですが、将来的に魅力的なタッグチームが誕生するかもしれませんね。
鈴木みのるはレディーガガ?これから棚橋弘至の役目をするのはSANADA!?
今回のインタビューは前編ということですが、後藤以外にも鈴木みのるとレディーガガの話しやコルトカバナの話し、また棚橋弘至の役目を今後担うのはSANADA?なんて話もあって、個人的には新日本プロレス公式スマホに入っていてよかったと過去最大に思えました(笑)
棚橋弘至はコンディションが悪いほうが色気があるとか、これは割とファンもそう思っていることなのかもしれませんが同じレスラーがそういう発言をするというのも珍しいことだったりしますし、後編が待ち遠しい最高に面白いインタビューでしたので冒頭にも書きましたが新日本プロレスファンの人はSANADAファンじゃなくてもぜひ読んでほしいですね・・・
ちょっとこのインタビューでSANADAへの印象が変わりました。
何といえばいいのか表現が難しいですが、SANADAというレスラーをプロデュースしているSANADAを感じるというのでしょうか。
実は色々な角度から自分も相手もリングもファンも見ている総合演出家・プロデューサーのSANADAという存在がいて、その中でどうすればレスラーSANADAが輝けるのか?を見ているような雰囲気を感じました。
ここからSANADAのさらなる進化を期待してしまいますし、それこそ「価値ある2位」なんてことが言えない位置まで一気に昇り詰めるかもしれませんね。
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