マイケルエルガンが新日本プロレスを退団

残念な発表が新日本プロレスよりありました。
まさに「プロレスラーってスゲェ!」と初見の人でも震えるようなファイトを見せてくれていたマイケル・エルガンが契約満了し新日本プロレスを退団したとのことです。

2015年7月に新日本プロレス『G1 CLIMAX 25』に初来日以降、パワフルなファイトで人気を集めてきたマイケル・エルガン選手。

2016年3月3日には、新日本プロレスと契約をしたことを大田区大会のリング上で発表して新日本プロレスへ入団。ヘビー級の強豪外国人選手として、好勝負を展開してまいりました。

エルガン選手はこのたび、2019年3月31日をもって弊社との契約を満了。本人との話し合いの結果、新日本プロレスを退団することとなりました。

身長は大きくありませんが、ビッグバンベイダーやクラッシャーバンバンビガロのように桁違いのパワーもありながら、華麗なテクニックを持っていたマイケル・エルガンには多くの新日本プロレスファンが声援を送り今後に期待していたのでこの発表はとても残念ですね。

もちろん新日本プロレス所属契約が満了しただけなので、今後の参戦もありえるのではないか?とは思いますが、これだけの実力者で仮にIWGPやG1を制覇しても批判が起きないであろう外人レスラーが1人減ってしまうのは悲しいものがあります。

先日は愛知県体育館でオカダカズチカととてつもないシングルマッチを行い、負けてしまったものの「エルガンはやっぱり凄い」という印象を久々に大きな舞台で見せつけてこれからの期待も大きくなっていたのですが・・・

「まだ新日本プロレスから離脱の流れが残っていたのか!」という感じですし、これで今年はKUSHIDAの退団にケニーオメガ達エリートの離脱、バレッタとチャッキーTも去っていき、飯塚が引退、そしてマイケルエルガンの退団と2019年に入って100日足らずで多くの選手が去っていってしまいました。

それでも「新日本プロレスの戦力が落ちた感が全く無い」というのはとてつもなく凄いことですが(笑)

マイケル・エルガンに結果を!という声は多かった

NEVERとインターコンチネンタルは1度巻いていますが、扱いとしてあまり良いものでなかったマイケル・エルガン。
内藤哲也には確か3連敗か4連敗していた気がしますし、圧倒的に攻めて沸かせてコロッと負けてしまうという扱いには新日本プロレスファンからも「もっとエルガンを推してもいいのでは?」という声が出ていました。

退団理由はわかりませんが、特に大きなストーリーもない選手でしたので暴れている姿は記憶に残りますが「エルガンについてファンが語る」時に「えっと・・・凄かったね」ぐらいの感想しか出ないまま退団してしまったのは残念です。

そんなエルガンですが、彼が凄かったのは当然試合内容ではあるのですが『強さ』という言葉が似合う選手だったので、例えば先日のニュージャパンカップでも「もしかしたらオカダカズチカに勝つのでは?」と思わせることができましたし、新日本プロレスのメインストリートの中に登場してオカダだろうが内藤だろうが棚橋だろうがねじ伏せてサプライズをしてくれるのではないか?とファンに思わせる強さこそがマイケルエルガンの凄さだったと思います。

退団してどこへ行くのかどこへ帰るのかわかりませんし「おいふざけんな!」という団体で活躍したりするかもしれませんが、またいつの日かとんでもないファイトを新日本プロレスのリングで見せてほしいものです。

あ・・・そうか、だからジェフコブが妙に新日本プロレスと濃くなってきているのか・・・


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