もしかすると・・・
そんな期待を持っていたYOSHI-HASHIと石井のニュージャパンカップ準々決勝戦。
この数日、前哨戦でのYOSHI-HASHIの目つきと気合いがあまりに凄かったので、石井超えからの準決勝進出ということもあるのではないか?そんな期待をしていました。
しかし結果は玉砕。完膚なきまでに叩き潰されてしまったYOSHI-HASHI。
それでも確実にYOSHI-HASHIが成長し、今後の飛躍のきっかけになりそうな試合であったことは間違いありません。
YOSHI-HASHIは叩き潰された、でも折れなかった
あの石井と真っ向勝負で打ち合ったYOSHI-HASHIでしたが、何度リングに倒されても目をギラつかせて立ち上がって来ました。
YOSHI-HASHIなりの滾りというか、いつもとは違う力強さを感じさせてくれました。
Tシャツに書かれたget back up、立ち上がるという信念を貫き通した試合だったと思います。
結果は敗戦となってしまいましたし、最後はリングで大の字に叩き潰されたYOSHI-HASHIでしたが、心は折れていないでしょう。
この自信を胸にしてまずはなんでもいいからタイトルを狙って強引にでも1度手にしてほしいものです。
仮に一度でもNEVERを腰に巻いたら更に自信も付くと思いますし、また強引にでも狙っていかないと今の新日本プロレスの選手層では気がついたらシングルのタイトルを手にしないままキャリアを終えるなんてことも普通に起こってしまいますからね。
YOSHI-HASHIは技も豊富です。フィニッシャーのカルマ、スワントーンボム、バタフライロック、熊殺しなどなど。
特に熊殺しはジェイホワイトすら追い込んだ技ですし説得力もありますから、黄金パターンとなる組み立てを完成させて今年のG1で台風の目になるぐらいの成長をここからしていってほしいですね。
矢野通の拍手に感動
試合後、ゲスト解説だった矢野通が目を細めてYOSHI-HASHIを見つめて拍手をしていました。
ずっと同じCHAOSで行動をともにしている関係性ですし、そのCHAOSでのマスコット的な存在でCHAOSの弟みたいなYOSHI-HASHIがここまで成長したことに感動したのではないでしょうか。
試合にも感動しましたが、僕はこの矢野通の表情を見た瞬間に涙が・・・
ただ!そうは言ってもYOSHI-HASHIも今年で37歳なわけです。
ということはこれから先、この試合の何倍もの爆発をし続けないとトップに立つことはできません。
ここから先、YOSHI-HASHIの目が変わらないことを僕は祈りつつ応援します!
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