SANADAが荒武者狩りに成功。後藤の時代は永遠に来ないのか。

ニュージャパンカップはぜひEVILか後藤の優勝を!
そう叫び続けていましたが、残念なことに両者とも1回戦敗退となりました。

旗揚げ記念日、ジェイに前に立ったオカダ・飯伏・棚橋弘至とリングにいたオスプレイは全員1回戦を勝ち上がったのに、その時に目をギラつかせていた後藤だけが1回戦で敗退。
後藤の時代は永遠に来ないのだろうかという諦めにも似た思いを感じています。

SANADAと後藤の試合は武藤敬司と橋本真也を思い出した。

試合は好勝負となり接戦だと感じましたが、冷静に振り返るとSANADAの完勝だったように思います。
スピードは当然上回っていますがSANADAはパワーもありますし、最後はスカルエンドで後藤の体力を奪いきってからのムーンサルトプレスで3カウントですから、完全勝利ということでいいのではないでしょうか。


スカルエンドは地味な技に見えますし、元々は「SANADAみたいな華のある選手がこれでいいのかな」と思う技でしたが使い続けることと入り方のバリエーションが増えたことで技の格がどんどん上がってますよね!


そしてムーンサルトプレスをフィニッシャーの1つとしたことでSANADAの身体能力を見せつけることもできていますし、本人が宣言したようにニュージャパンカップを優勝してトップ常駐組の1人になってもらえれば新日本プロレスの今後が明るくなるように思います。

ところで、この試合を見ていてふと懐かしい臭いを感じました。
それはなにか。僕が中学生の頃に夢中になった武藤敬司と橋本真也の戦いに似ているなと。
当然SANADAは武藤敬司の遺伝子を持っていますし、後藤に関しては荒々しいファイトと蹴り、黒コスチュームというこもあって20年前に見たあの記憶がオーバラップしたのでしょう。


SANADAとしては一番の難関を突破したことで、一気に優勝候補に名乗り出たか?

SANADAだけが一回戦を突破したことで内藤とEVILとのパワーバランスが変わるか?

『IWGPとICの二冠になる』
『俺が新日マットをダークネスに染め上げる』
と言っていた内藤とEVILが1回戦で敗退、1回戦で敗退というのは相手がどうあれ最下位ということです。
第3世代や本間や海野と内藤とEVILの順位は同じということです。結果としては。

そんな中で勝ちやすい相手ではなく強敵を倒してロスインゴの中で唯一、一回戦を突破したSANADAは大会前は黙してしっかり勝利をして優勝宣言をしました。

ニュージャパンカップの結果で言えばこの時点で雲泥の差がついてしまったわけですので、ロスインゴがいつまでも内藤・EVILの次がSANADAとはいかなくなるかもしれませんね。

そんな窮地の2人、敗戦から一夜明けてのコメントはどのようなものだったのでしょうか。

内藤『悔しいですよ、こういうトーナメントは全員優勝を目指してエントリーしているわけですから』
→こないだ絶対優勝できないような選手は参加するなと言っていたような・・・(皮肉なのか?)
内藤『彼とは近い内に対戦する機会があるはず、その日が待ち遠しいぜカブロン!』
→IC戦を示唆しているのでしょうけど、あれだけ言ってて負けたのに急に爽やかに・・・

EVIL『昨日の負けはデカイ。お先真っ暗だ。だが暗黒こそ俺の世界』
→自分のキャラをネタに上手いこと言うな(笑)

おい、どうしたよ内藤&EVIL・・・元気出してくれよ・・・


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