決勝戦が両国となるBEST OF THE SUPER Jr.26

気が早いですが今年のBEST OF THE SUPER Jrは両国開催となります。
ジュニアの地位を上げると頑張ってきたKUSHIDAが退団した年に両国開催というのは皮肉なものですし「なんでKUSHIDAはいないんだ!」という声もあるでしょうね。
だって「KUSHIDAが新日本ジュニアを明るい未来にお連れします!」と宣言していたわけですし、ライガーとの戦いで新日本プロレスジュニアの未来は彼に託されたわけで「ライガーさん、最終章その時間を僕がいまこの時計で止めておきました。」とライガーさんの時計を止めて自分は海外へ(苦笑)

そんなライガーが石森とタイトルマッチが決定しているという2019年現在の新日本プロレスジュニアの世界。
ライガーはベスト・オブ・ザ・スーパージュニア1回の優勝者でトップ・オブ・ザ・スーパージュニアの1回には中の人が出場、現在はベスト・オブ・ザ・スーパージュニアからは引退した形ですが・・・逆算すればベスト・オブ・ザ・スーパージュニア開催の3ヶ月前にIWGPタイトルマッチを行なうライガーなのですから今年は復帰してもいいのでは?と思いますけどね。

高橋ヒロムの完全復活大会となるのか

まだ復帰もしていないですが、それでも期待したいのは高橋ヒロム。
新日本プロレスジュニアを盛り上げてヘビーと戦う(間接的にも直接的にも)という思いが強い中で昨年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを全力で盛り上げた選手ですし、僕個人的には同年のG1クライマックスよりもベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの方が面白かったと感じました。

ただ、首の怪我ですから復帰しても別選手のようなコンディションになることもよくあるプロレスの世界ですので、復帰もしていない状態で「優勝してほしい」とは言えませんが。
たった3ヶ月ですが可能性はどういう形としてもあって、結局復帰でないままかもしれませんし復帰しても全くダメかもしれません。
でもIWGP王者としてベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに出ているかもしれません、未来のことですからなんだって起こりえます。


高橋ヒロムは必要不可欠な選手だと思います。
それは新日本プロレスにとってもジュニアにとっても、ロスインゴにとってもですね。
鷹木加入で持ち直したところはありますし鷹木の凄さというのは見ての通りですが、やはりロスインゴは高橋ヒロムがいないと少々地味に見えるところがあります。
これが不思議で(笑)華のある内藤、キャラが明確なEVIL、マスクマンのBUSHI、寡黙なイケメンSANADA、見た目も試合も口も達者な鷹木と揃っているのに・・・なんて書いていて思いましたが、理由がちょっとわかりました。

内藤は華がありますが棚橋やオカダの太陽系違って中邑寄りの月のような存在感ですし、EVILはキャラとしては派手でもダーク。
BUSHIはマスクマンですが試合がド派手なタイプではないですし、SANADAは寡黙というか無口なので地味っちゃ地味。
鷹木は無骨な感じで後藤洋央紀のように存在感はありますがキラキラした感じではない。

となるとやはりキャラが濃く見た目が若く少年のような顔立ちでわけのわからない明るさと感情の起伏がある高橋ヒロムが、ロスインゴのやんちゃ坊主として存在してないと締まらないのかなと思います。

それでいてキャリアが上の存在もいて、同期に近いぐらいのライバルがいて、突き上げてくる下がいるというベストなポジションにいますし、ぜひベストコンディションで戻ってきていただいてジュニアの中心になってほしいものです。

また高橋ヒロムの復活時期によってはマディソンスクエアガーデンへの出場もありえます。
いきなりビッグマッチもありえますし、逆にマディソンスクエアガーデンで6人のロスインゴお披露目となる可能性もあるわけで(そうなるとNJCでロスインゴ全滅となりますが)彼の復帰時期次第で先々の予測が変わってきますね。

ジェイホワイトとも因縁があったりしますし...


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