ここ最近のIWGP王者を振り返ってみました。

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IWGP歴代王者

最近と言っても10代前で2011年のこと。
他のベルトが比較的ハイペースで動いて行く中でIWGPの動きはあまり無いんですよね。
小島選手が新日に戻ってきてG1を優勝し、真壁選手を倒してIWGP戴冠して棚橋弘至が奪ったところからの表です。
※そういえば小島王者時代になぜかノンタイトルシングル戦で内藤が負けた試合があったよなぁ・・・
タイトル戦にすりゃよかったのに。

第56代
棚橋弘至
小島聡を倒して戴冠第57代
オカダカズチカ
棚橋弘至を倒して戴冠
第58代
棚橋弘至
オカダカズチカを倒して戴冠第59代
オカダカズチカ
棚橋弘至を倒して戴冠
第60代
AJスタイルズ
オカダカズチカを倒して戴冠第61代
棚橋弘至
AJスタイルズを倒して戴冠
第62代
AJスタイルズ
棚橋弘至を倒して戴冠第63代
オカダカズチカ
AJスタイルズを倒して戴冠
第64代
内藤哲也
オカダカズチカを倒して戴冠第65代
オカダカズチカ
内藤哲也を倒して戴冠
第66代
ケニーオメガ
オカダカズチカを倒して戴冠

こうやって見ると、ゲシュタルト崩壊しそうなぐらい同じ名前が並びますね(笑)
内藤が両国で取るまでは棚橋・オカダ・AJでずっと回している感じでした。
ただこの当時はそんなに飽きなかったというか、毎回違う魅せ方をしていたように思います。

内藤から剥がすまでの期間があまりに短かったのも残念。
年齢的にあと1回あるかないかだと思いますが、次こそは内藤の夢だったIWGPを
投げ飛ばさずに腰に巻いている姿が見たいものです。

G1CLIMAXの歴史

G1CLIMAXも近年をまとめましたが、これまたゲシュタルト崩壊しそう(笑)

第22回
オカダカズチカ
カール・アンダーソンを倒して優勝第23回
内藤哲也
棚橋弘至を倒して優勝
第24回
オカダカズチカ
中邑真輔を倒して優勝第25回
棚橋弘至
中邑真輔を倒して優勝
第26回
ケニーオメガ
後藤洋央紀を倒して優勝第27回
内藤哲也
ケニーオメガを倒して優勝
第28回
棚橋弘至
飯伏幸太を倒して優勝

僕個人的にはG1はものの見事に勝ってほしい選手が決勝で負けます(笑)
アンダーソンの優勝が見たかったですし、中邑がオカダの壁になってほしかった。
後藤洋央紀もいよいよIWGP奪取まで近くなると思ったら負けましたし...

そしてG1CLIMAX優勝者が保持できるIWGP挑戦権利者証明書に関しては
1月4日まで過去1度も奪われることなく(今年も確定)東京ドームまで進み
そして全員が東京ドームのメインで負けているという流れになっています。

来年もその流れ通りにケニーオメガが防衛をするのか。
それとも棚橋弘至がジンクスを破壊するのか。

どうなるのかは3ヶ月後です。

※まぁ棚橋が権利書を奪われていたらジンクス破壊になったとも言えますが(笑)

5年後の新日本プロレスはどうなるのか

オカダカズチカが36歳になりますから、新日本に所属しているなら
確実にまだ主役というかオカダカズチカが若い選手の壁になる形でしょう。

ただオカダはライバルが棚橋・AJ・ケニーと常に年齢が上なだけに
同世代のライバルや少し年下のライバルが出てきてくれないと困りますね。
プロレスはライバル関係があってこそ美しいドラマが生まれるものですから。

5年度となると、棚橋は50歳も見えてくる年齢。
内藤、ケニー、飯伏も40代になっていますから当然厳しい。

やはり候補としては5年後に35歳のSANADA、37歳のエルガン
EVIL様は魔界の王なので年齢は何万何千歳とかだとは思うのですが
人間界に換算すると1987年生まれぐらいだと聞いておりますので、5年後は36歳。

ハングマンペイジはぜひ推したい、5年後にまだ33歳ぐらいだと思いますが
動き、見た目の2つは現時点で相当素晴らしい物を持っていますからね。
またもちろんですがジェイ・ホワイトも5年後で31歳ぐらいだと考えると
今の完成度は凄いですし、26歳時点で世界中からブーイングを貰える素質は恐ろしいです。

ヘビー転向することを考えるとオスプレイも5年後に30歳ぐらいでしょうから
これも楽しみではあります。

ただこうしてみてみると日本人が少ないので、5年後までしっかりと新日本プロレスで
戦ってくれているのかどうかが不安だったりしますが・・・。

で、ヤングライオンからだとやはりルックスの良さと現時点でもヤングライオンの中で
プッシュされているのが明確な海野翔太が5年後に26歳ですから
もしかしたらオカダカズチカの再来のようなポジションになるのかもしれません。

また海外遠征中の岡も5年後に33歳ぐらいでしょう。
ルックス的に例えば棚橋やオカダの路線は難しいとは思うのですが
大暴れしていたころの真壁のような選手が今日本人にいませんから
このポジションのトップに君臨してほしいですね。

全員が残っていると考えれば中々揃っているなぁという印象はあります。
ただ、先程も書いたようにプロレスというのはやはりライバルあってこそなんです。

猪木と馬場は距離感が遠いですが、長州と藤波、武藤と橋本と蝶野
三沢と小橋や川田、棚橋と中邑、中邑と真壁、真壁と棚橋...

なので、やはり今現在「5年後にオカダと○○がいれば大丈夫だ!」
というライバル関係が無いのがとても辛いところです。

個人的には、新日本プロレスとして今人数が多すぎますから
二部制にしてブランドを2つ作って、それぞれのトップどころ作ることで
融合させた時の爆発力を生むべきではないかと思うのです。

今のままでは若い選手が突き抜ける壁が分厚すぎますし
また第3世代を中心としたベテラン世代は塩漬け状態ですから
未来への扉が堅いと同時に、過去から引き継げるものを引き継げない状態ですからね・・・

もう1つは世代抗争の要素が無いというのも実は危険なのかなと。
これに関しては、闘魂三銃士がフワッと新日本からいなくなり
超えさせてもらえなかった第3世代では客が減る一方だったことで
一気に棚橋や中邑が突き抜けたことによる弊害なんですけどねぇ。

その中邑もいないですし、真壁もトップ戦線の選手だったのに
小島に負けてIWGPを取られてからは猛烈な格下げで
中邑や棚橋のライバル扱いでもなくなり、鈴木みのると抗争し
石井とバチバチしていましたがもうそれについていけずに
世代抗争などはなく脱落していきましたからね。

で、中邑もわりと美味しいところを吸って還元前にWWEに移籍ですから
結局は棚橋弘至が1人でオカダのライバル役、強敵外人のライバル役
内藤やSANADAや飯伏幸太の世代の壁役など一人でやることになってしまったのが
本当のところなのかなと思うわけです。

なのでまだまだエースは休めないという状況ではありますが
1つ希望の光があるとすればオカダと棚橋が組みそうなところですね。
ここでオカダが棚橋から本隊の顔としての引き継ぎさえできてしまえば
また面白い新日本プロレスの歴史が紡いでいくのではないか?と思います。


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