自動車教習所の悪意あるひっかけ問題

先日、免許の更新のために平針自動車教習所に行った。
駐車違反、スピード違反、基本的に緊急時にしかルールからはみ出ない私は当然の如くゴールド免許。
4年ほど前のこの時期に、信号待ちをしていて追突されて車は廃車&私は数ヶ月の治療ということもありましたが、私自身が人生で一度だけ違反をしたのはシートベルト未着用だけ。

そのシートベルト未着用も、信号待ちをしていたら見知らぬお婆さんが血相を変えて窓を叩き「バスに乗り遅れてタクシーに乗るお金がない、でも緊急ですぐに病院に行かなくてはいけない」とのことで、そのお婆さんを乗せてあげたときに、助手席のドアを運転席から開ける時にシートベルトを外してしまい、そこから運転を再開して30メートルの地点で警察に止められた時だけだ。

※今ではこの老婆を警察の回し者ではないかと思っている。

そんな優良運転者の私は当然30分の講習を受けるだけで免許の更新が完了。
前回撮影時は多くの人に「女子レスラー?」と言われるような風貌の証明写真だったが、それも爽やかな写真に変更が完了。

申し込み時には老人に横入りをされ、ところどころで変なことを喚き散らしている老人を目にしたので「この人達が免許を持ってたら当たり前に高齢者の事故は増えるよね」と思うと悲しくなりましたが、その一方で悲壮感すら漂う光景が・・・『免許の合格待ちの若者』

私は免許を取ったのが20歳、原付免許は16歳でしたから2回あの緊張感を味わっています。

原付免許を取得した16歳のときは高校の友だち3人と試験を受けに行き、現地で知り合った同い年のヤンキー3人と6人で合格を待っていると1名だけ不合格。
そんな不合格の彼が見守る中、我々は「原チャ、何買う?」とかはしゃいでいたのですが、不合格だったヤンキー君はこの世の終わりのような顔で終始無言でした。

20歳の時、このときは従妹と試験を受けに行き、現地で同じ自動車学校に通っていた女子との3人で合格発表を待ちましたが、合格したのは私だけ。(その後、この2人は3回不合格)
指を指してけたたましく笑う私に涙目で無言になる2人の顔は今でも忘れることはできません。

そんなことを思い出しながら「あぁ、この子達もこれから天国と地獄に分かれるんだろうな」と思っていたその時、ふと私はあることを思い出した。

それは原付免許の筆記試験、22年前の事である。
あの忌々しき問題、間違えなかったとは言えその問題を目にした時には「この出題者を探し出して法定速度厳守の原付バイクで突っ込んでやろうか」とすら思ったあの忌々しき問題。

原動機付き自転車は公道で60キロ以上で走ってはいけない』yes or no

私「あー、ひっかけ問題ね、30キロ以上だもんね、だからnoだね・・・うん、でもさ、30キロ以上で走ってはいけないんだから60キロ以上でもダメじゃんね・・・これをyesにしたらこの出題者は「やーいやーい30キロ以上でした!」と思うのか?そもそも日本語がおかしいでしょ。ひっかけ問題というか言葉足らず問題ちゃうん?」

と、試験中にブチギレモードに入ってしまったわけです。
試験後に試験場の人に問い詰めるも「はいはい、ヤンキー・ゴー・ホーム」という扱いでしたが。

この手のひっかけ問題とは必要なのだろうか?

もちろん大学入試とか人数をふるいにかける場合にはバランス調整のために必要なのかもしれないが、運転系の免許でひっかけ問題は不必要悪なのではないか?

特に先述したような問題はその意図がわからない。
例えば、サッカーは1チーム20人以上でスタメン出場してはいけないか?と言われたらYESなのです。
ボクサーが計量で50キロ以下と決められていたら70キロ以上での出場はできないのです。

ところで、僕の幼馴染のK村は無類の巨胸好きだ。
彼が大人のお店に行った時に「Gカップ以上なんて好きですか?」「はい好きです!」「そうですかぁ、残念ながらFカップしか本日は在籍していないので、お引取りください」なんて言われたK村は切れるであろう。

これがひっかけ問題なのか、ぶっかけ問題なのか、これを見たK村の奥様がお怒りになって家庭問題になるのか、これぞブログのスピード違反状態だが減点されるのは私ではくK村だから関係ない。

彼の理想はエアバッグだそうだ。

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