38歳になってしまいました。
今年はサイパンTシャツやドローンやワインなど色々とお祝いをしていただきましてね、嫁からも本革のスマホケースをいただいたり何だかんだと祝っていただける38歳となったわけですが、38歳という数字は思っていたより重く感じるのです。
あのベートーヴェンが運命を初演したのが38歳。
夏目漱石が吾輩は猫であるを書いたのが38歳。
ビルゲイツが世界一の億万長者になったのが38歳。
では私の38歳とは何か。
吾輩は何であるのか?目に見えなくとも世界一の何かを持っているのか?
浮気がバレて頭の中で「ジャジャジャジャーン」と運命が流れるぐらいなのか?
いやまて、そもそも37歳はどうだったんだ?
コペルニクスが地動説を唱えたのが37歳だ。
私は37歳で何を唱えたのか?
いくら思い出しても「俺、そこそこモテる説」ぐらいしか唱えていないのである。
(しかも誰も聞いてない)
そんなことを悩みながらコンビニに入った。
50代後半のサラリーマン風の男性が支払いをしていた。
小銭を沢山出していたので「あぁキッチリお釣りがほしいのね」と思っていると
レジに表示されたお釣りが419円。
「ん?」と思っていると、そのお釣りを受け取ったサラリーマンが首を傾げる。
するとカウンターの上に1円を発見。要するに店員さんが1円を取り残していたわけです。
私なら「おねーさん、1円ここにあるから10円に替えてもらっていいかな^^;」と言いますが、このサラリーマンは「あるだろ!!」と1円を店員に投げつけるように渡し、ブツブツ言いながら帰って行きました。
うん、こういう大人にならなければ何でもいいやって思えました。