初登場でウォーキングデッドファンの心を破壊し、多くの人を鬱状態にしたニーガン。
有刺鉄線バットのルシールを手に、革ジャンとブーツインのジーンズがトレードマーク。
最初は憎くて仕方なかったですが、セリフや立ち振舞いにそのルックスからいつの間にか心奪われはじめてしまい、フィギュアも買ってしまいました。
そのニーガン編になり、シーズン7からシーズン8前半は猛烈な中だるみ状態という感想でして、ウォーキングデッドが好きな友人なども皆「面白くなくなったよね」と言う状態が続いていました。
やはりグレンの存在は大きかったですし、どうにもリックの考え方が日本人とは合わないのか「はぁ?」ということも増え、ダリル様の登場機会は減り、キャラが無駄に増えていく中で必要であろうカール、いや、カァァァァァァルがあんなことになり・・・
しかし今回12話ですか、このシーズンも佳境に入り中々スリリングな話に戻りました。
リックVSニーガンの対峙は毎度中途半端でしかもリックの詰めが甘くイライラしましたが、今回も詰めは甘いなりに激しいバトルを展開。
ニーガンの大切なルシールを燃やしてファイアー有刺鉄線バットとし、大仁田厚のような暴れっぷりを披露。
そろそろこのニーガンとルシール、過去の物語も補充してほしいところですがまぁそれはどこかで入るでしょう。
明らかにサイモンがニーガンに反旗を翻す雰囲気になっているのもいいですし、視聴者みんな大嫌いだったドワイトも徐々にカッコよくなってきたのでファンが増加しているのではないでしょうか。
リック側じゃなくてキーマンはこの2人なんだろうなと思いますし、残りの話でも登場機会は多いのではないでしょうか。
前話でますます嫌いになったタラですが、今回は登場しなかったのでホッとしましたが、何だかイーニッドがその役割を担っているような感じでこれまたイライラするシーンもありましたが、全体的に「刑務所編のスリリングさを感じるぞ」と、今後に期待できる内容になっていました。
最後の最後にニーガンを捕獲して車で拉致っているのがジェイダス。
そういえば今回、サイモンが勝手にジェイダス達ゴミ山軍団を勝手に皆殺しにしたことをニーガンは知るわけですが、ジェイダスはニーガンの差金だと思っているでしょうからニーガン大ピンチというところです。
サイモンとニーガンで分裂するとしたらニーガン派も多いでしょうけど、ニーガンが不在の状況でサイモンが仕掛ければ立場は一変しそう。
裏切り+敵討ちに燃えるジェイダスに拉致+リック達も殺る気満々ですから、絶対王者ニーガンが一気に窮地に追い込まれているというのもこれからの展開が楽しみです。
ところで、この終盤で新キャラ登場!!
レコードを集めているオバサン・・・
用心棒みたいなのが2人いますが、どうやって生き残ってこれたのか・・・
レコードと引き換えに知識を提供するということで、マギー達と繋がりができましたが(ミショーンがいなかったらイーニッドとマギーとロジータで殺してしまったんじゃないか)この世界観が7年8年続いてこんなレコード収集してるだけのオバサンが生き残れるわけがないので、恐らく何らかの裏がある重要なキャラなのでしょう。
まぁウォーキングデッドの歴史的には「知識的な初老から老人のキャラは死ぬ」という傾向があるので、どこまで残るキャラなのかはわかりませんが(笑)