今さらコロナ初体験をしましてね、ピークでヤバい時に新日本プロレスの大阪大会が開催されていたので意識朦朧で観戦することになってしまいました。
IWGP戦は「モクスリー劇場」で、本当にレジェンドをセコンドにつけるのが必要だったのか?がホント謎でしたし、外様のモクスリーを新日の選手が新日のEVILから守るというしっくり来ない状況を『EVILたちの卑劣な行為でIWGPが汚されないために立ち上がったレジェンド』的な空気にして何とか乗り切るかと思ったら、モクスリーがバットを振り回したりしていたのでいかりや長介ばりに「ダメだこりゃ」と言ってしまったのが本音です。
が、プロレスの持つハチャメチャ感と非日常は存分に伝わりましたし、HoTの存在意義もちゃんとあったなと思うと良い結末だったのではないでしょうか。
次に内藤哲也選手が取り返してくれたら万事完結というか、丸く収まってG1へという感じになりますしね。
ただ、試合後のモクスリー選手のコメントを受けて・・・新日本プロレスファンの一部がSNSで狼狽してましたね(笑)
『Forbidden Door』で残っている仕事を全て終わらせる。お前を棺桶に送ってやる。土の下に埋めてやる。火を放ち、埋めてやる。テツヤ・ナイトー、『Forbidden Door』でお前は死人となるのだ。
「モクスリーは新日本プロレスを守ってくれる存在!」
「EVILこそ敵!モクスリーは新日本隊のようなもの!!」
「レジェンド達がモクスリーを守ることは正しいことだ!!!」
「モクスリー万歳!!新日本プロレスとIWGPを守るぞ!!!!」
モクスリー選手に新日本プロレス側が付いて生え抜きのEVILからIWGPを守るということに、なぜか盛り上がっていた新日本プロレスファンの一部(大多数?)ですが、次の挑戦者である新日本プロレス生え抜きの内藤哲也選手に対してモクスリー選手はここまでのコメントを残しているわけです。
これに困ったのは先述したようなリアクションで「モクスリー万歳!新日万歳!」にシフトしすぎた人たち、特にその中でもL・I・Jファンの人たちは・・・リアクションに困っていますね(笑)
ここで急にモクスリーを「外様扱い」することはできないですからねぇ?
モクスリーを外敵というだけで批判する新日ファンだらけだったのに、急に構図が変わったら外敵にするなんてそんな面白くないプロレスの見方は絶対できないでしょうし。
なのでね...その場限りのノリってプロレスに合わないんですよ。
好きな分だけその思いは時に好きな選手の反対に立ってでもファンとしての筋を通さないと・・・無理に乗らないといけない意味のわからない状況になっちゃうんですって。
あ!
BOSJの優勝決定戦は素晴らしい試合でしたし、デスペラード選手の勝利で「まぁそうだよなぁ」と思ったことは事実ですが、やっとデスペラード選手のパズルの大きなピースが埋まったのは気持ちよく感じました。最高のBOSJでしたね。