年内最後の後楽園ホール大会
SANADA選手の言葉がなかったことへの賛否両論がある中で、この最後の大会は多くのレスラーが響く言葉を発信していたなぁと感じました。
まずオカダカズチカ選手
「ただ頑張りなさい。そしてこの俺に、逆になんてことない技で勝てるようになりなさい。」
これは凄い言葉ですね。
これまでこういう表現をしたレスラーはいないのでは・・・?
「なんてことない技で俺に勝てるようになれ」って相当なハードルの話しですが、これからの世代にオカダカズチカ選手が求めているレベルの高さを感じます。
石井選手
「今日アイツが抱いた悔しい思いとか、それが力となって爆発しそうになった時、また俺に噛みついてこい。」
この男らしさとニューマンへの期待。
そして敗れた本人は
「この一戦を終えたことで、ようやくニュージャパン・プロレスリングに所属することができた気がする」
これもかなりの熱い言葉だと感じました。
次に真壁刀義選手
『テレビのコメンテーター』だって?
『コメディアンさん』だって?
オイ、俺はさ、それを嫌味だともなんとも思ってねえ。
『だって、俺しかできねえからしょうがねえじゃん?なあ?』ってことなんだ。
だからよ、プロレスラーだろ?
世の中に広めてみろよ、いろんなものをよ。
広めることができねえヤツが何抜かしてんだ。
現時点で発信力の無い王者や世間的には届いていないイッテンヨンになっていることに対して言っているような・・・。
次に小島聡選手
「こんなに、夢の詰まったビジネス、どこにある? キャリア32年の選手が、キャリア1カ月の選手と同じ舞台で、同じ条件で闘う。そしてこうやって、しのぎを削ることができる。こんな素晴らしいビジネスに携わることができて、オレは本当に幸せだと思うよ。村島と嘉藤が10周年、20周年迎えた時、そういえば小島さんって人いたなって、それだけでいいんだよ」
若いやつに負けるつもりはない、だけど踏み台になることも上等だという小島選手の熱い思いが伝わりますね。
M・ホース「ヒハハハ…ヒハハハ…ヒヒーン!」
やっぱり、プロレスラーに言葉は重要なんじゃないですか?