もう今年の訃報は勘弁していただきたい。
個人的な話になるが、今年の8月に元Laputaのakiさんが亡くなられた。
私竹内少年の憧れのボーカリストであり、学生時代に影響を受けまくった。
今現在の私の本業でもある競馬、そのYouTubeでのBGMを作ってくださった人だ。
そして、BUCK-TICKのあっちゃん
XJAPANのHEATHさん
チバさん
それだけじゃないよ、もう本当に次々と・・・あまりに今年はミュージシャンの訃報が多い。
もちろんミュージシャンだけじゃないけど、もうこっちの精神状態は限界に近い。
「今年はもういいだろ、平穏で頼むよ」なんて思っていた最中。
咳喘息を発症してしまい、この1週間ほぼ布団の中で泣いて過ごした私ですが意識朦朧としてスマホを開いたところで目にしたのが木戸修さんの死。
辛いなぁ・・・
90年代からのファンである僕世代でも木戸修選手は何度も生で見た選手ですし、いぶし銀と言われるスタイルも魅力ですが「実は誰よりも蹴りが怖い」ところや、脇固めとキドクラッチが決まってしまえば相手が三銃士であろうと誰であろうと勝ててしまうという強さの魅力も大きい人でした。
誰と試合をしても格下になることなんてないわけですよ、木戸修は。
対抗戦でも活躍するし、相手が若手でもベテランでも関係なく面白い試合にしてしまう。
グレート・ムタと戦ってもキドワールドを作れる、そんな凄い選手だったのです。
こういうレスラーは今では本当にいなくなってしまいました。
北海道での謎人気という話は有名ですが、実は愛知でもかなり人気傾向があり「大歓声を浴びて気を良くしてトペをやるふりだけして盛り上がる」が定番のムーブでした。
でさ・・・冷静に考えると驚きなんだけど木戸さんが73歳ということからの計算。
僕が会場で「キド~!」と言っていた93年ってまだ43歳だったの?
今の棚橋弘至選手より遥かに若く、内藤哲也選手の1個2個上なだけじゃないですか・・・時代ですよね、43歳であの貫禄にあの髪型にあの渋さ、いや~やっぱり昭和と平成はいいなぁって話になっちゃいますよ。
昔よりカッコいいスタイリッシュな選手は増えましたけど「渋いレスラー」ってあまりいないですからね。
仮にそこを目指したとしても「渋さに気がついてくれるファン」も減っているでしょうし。
ふぅ・・・
ヒーロー達を見送ってばかりで辛くなってくるな。
でも年々これが増えていくのが人生なんだろう?
人生って辛いもんだな。
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