G1CLIMAX、優勝者は内藤哲也選手となりました。
激戦の末の3回目の優勝、夏の主役となった内藤哲也選手はイッテンヨンのメインでも主役となりドームのメインでのデハポン締めを実現できるのでしょうか。
試合後にジェフ・コブ選手が内藤哲也選手に絡んでいましたし、一夜明け会見でも話題に出ていましたが「権利書システムは無くなっている」状態ですので、内藤vsコブの試合が組まれたとしてもただのスペシャルシングルマッチになりますし・・・この辺り、内藤選手がどう動くのかも楽しみなところです。
さて、ドームで勝利すればIWGP世界ヘビー級王座が手に入ることになりますが、内藤哲也選手からするとIWGP世界ヘビーより東京ドームメインの方が大きいとのこと。
IWGPヘビー級王座への憧れはすごくありましたけど、IWGP世界ヘビー級王座に関しては、なんならオレ、ギリギリまで反対しましたからね。ギリギリまで抵抗したのがオレですから。だから、今現在で言うと東京ドームのメインイベントとIWGP世界ヘビー級王座といったらもう比べられないくらい明らかに東京ドームのメインイベントの方が上ですよ。
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それはもう当然のことでしょう。
内藤哲也少年が見ていたものはIWGPヘビーのベルトですからね。
ベルト統合からの名称変更の時に文句を言ってくれていた内藤選手には30年前からIWGPこそ最高のベルトだと信じてファンを続けてきた1ファンの私も永遠に感謝しています。
あの時にノーリアクションだったレスラーは...私、全員もれなく一瞬嫌いになりましたからね(笑)
さて、内藤哲也選手vsSANADA選手もしくはEVIL選手という線も残されていますが、東京ドームでデハポン締めをしたところで内藤哲也の現在の章が終わるというか最終章が始まるというか、何にしても重要な日になることは確実でしょう。
御本人も会見で話しているように「怪我のこととかもありますし、年齢的な部分とかも考えて、やっぱ残されたチャンスというのはそう多くもないのかなと、オレは自覚しているので。また来年頑張ればいいや、再来年頑張ればいいや、5年後でもいっか。って思えるほど今のオレにとって時間的余裕はないので」と、内藤哲也が内藤哲也としてのパフォーマンスを見せていく時間は長くないはずです。
武藤敬司さんのように「強烈な延命」に繋がったシャイニングウィザードのような技が誕生すればなとは思うのですが...
何にしても次のドームで負けた場合は「デハポン締め」を「ドームメインで行う」という夢を叶えるための最終章へ、そして次のドームで勝利した場合には「次の目標への最終章へ」という状況であることは確かなこと。
内藤哲也物語、最後まで見届けていきたいですね。