トーナメントへ

Dブロックは後藤洋央紀選手から勝利を得たザックセイバージュニア選手と棚橋弘至選手を倒した内藤哲也選手が勝ち抜け決定。

正直・・・メインの棚橋選手の役割が「勝てばコブ、負ければ内藤が上がる」という存在になってしまったことの悲しさもありました。

そんな中で大奮闘した棚橋選手でしたが、内藤選手がザック戦でも使ったスイングDDT式の首固めを...エグいDDTを食らった状態のまま抑え込まれるという一瞬事故にも見えた技を食らうと流石に立ち上がることができず。

これでエースは5年連続の負け越し。
本人もコメントしているように、来年は何からの実績が無い限り「選出外」でもおかしくないですし、棚橋弘至が負け越し当たり前のポジションで出続けるぐらいならもうG1では見たくないですねぇ。

もう1つ正直に言えば「今のジェフ・コブが優勝できない方がおかしい」ぐらいまで思っているファンも多いでしょうから、コブが上がれないのはサプライズというよりも違和感というかね、しかも両者リングアウトでわりと雑に最終戦を終えるというのも悲しかったです。

まぁ、何にしてもこれでベスト8が出揃いました。

SANADAvsEVIL
オカダvsザック
フィンレーvsオスプレイ
内藤vsヒクレオ

ユニット別で見ると...ストロングスタイルの成田選手、ユニットじゃないですがノアの清宮選手が敗退していますが、各ユニットからの代表者が出ているという感じです(それならユニット代表者を選出した少人数リーグ戦の方が面白くないか?)。

SANADA(J5G)
EVIL(HoT/BULLET CLUB)
オカダ(CHAOS)
ザック(TMDK)
フィンレー(BULLET CLUB)
オスプレイ(UNITED EMPIRE)
内藤(L・I・J)
ヒクレオ(大きい)

このメンツだと「ジャイアントキリング」はヒクレオ優勝ぐらいしか適切じゃないですし、非シングルのタイトルホルダーが優勝するとなると...代わり映えしない感じではありますよね。

2位通過の8人トーナメントになったのに、特に意外性のある選手が上がってくることもなくというのは予想外でした。

試合時間が短いからこそ勝ち進めた選手とか、このルールだからこそ大穴が8人に残ったぞとか、そういうのが無いならリーグ→トーナメントの形式の意味も薄いですよね(笑)

コロナ前の絶頂期は「ファンが多いので裏切れない」
少し勢いが落ちた今は「冒険できない」

となってしまうと、これはあまり良い流れではないんじゃないかなぁ。


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