ALL TOGETHER AGAIN
個人的には120%楽しませていただきました。
どの団体のファンの人も「どうだ!俺の好きな○○は凄いだろ!」と言い合えるような試合でしたし、交流戦のような大会なのに対抗戦のような激しさもありつつ、それでも終わってみればファン同士で遺恨が残るようなものではなく「プロレスって面白いよな!」で終わったという印象です。
逆にこのぐらいの大会を見て口から出てくる感想が文句とか不満とかヘイトなのであれば、もう合同大会の類は見ないほうが精神衛生上良いかと思われます(笑)
メインの棚橋弘至・宮原健斗・清宮海斗vsオカダカズチカ・拳王・青柳優馬、個性の強い選手同士での夢の詰まった試合でしたね。
ニコニコ可愛い清宮海斗選手がオカダカズチカ選手に対しては鬼のような形相に変わるという、あの少しサイコパスな感じもすごく良かったと思いますし、オカダカズチカ選手が一部ファンからマンネリ化しているような声も大きかった昨今ですが、清宮選手や成田蓮選手や海野翔太選手の若い世代から絡まれたことで「怖くて憎たらしいかっこいいオカダカズチカ」に戻ったことも良かったなぁと。
今日のオカダカズチカ選手、最終的にはフレンドリーになっていましたが試合中のふてぶてしさこそ「THE・Rainmaker」という感じでした。
そのオカダカズチカ選手と宮原健斗選手の対峙が一番の大歓声だったのではないでしょうか?
この夢の戦い、宮原健斗選手への期待感の大きさというものが画面からも伝わってきました。
現地の全日本プロレスファンだけの完成ではああならないでしょうから、他団体のファンも宮原健斗というレスラーへの興味と期待が大きいということなのでしょう。
そして青柳優馬選手のキャラの良さと試合の素晴らしさは、もしかすると一番インパクトを残したかもしれませんね。
「青柳優馬いいな!」と思って検索した人が「え?27歳??海野翔太とか成田蓮と同世代?」ってことで驚くケースも今まさに日本中で起こっているのではないでしょうか。
他にもSNSなどを見ると「全日本プロレスってデカいし試合も面白いじゃん」って声が多いですし・・・って逆に「何でこんな選手がいて客が入らないの?」って声も出ていますので、何とか会社側がマーケティングを上手くやっていってほしいものですね。
拳王選手に関してはYouTubeが好きで見ているファンはノアファン以外にも多いでしょうから、すっかり大歓声を浴びる選手となりましたし、棚橋弘至選手とのNEXTも見たいと思うファンが多いのではないでしょうか。
このメインのワンマッチ興行でもPPV料金を見合うぐらいですが、その他も素晴らしい試合ばかりで・・・
プロレスっていいな。
夢があっていいな。
って思いました。この大会には感謝しかないです。
欲を言えば、若いプロレスファンにはPPVを安くしてあげるとかしてほしいなぁとは思いましたね。
こういう大会を見て将来プロレスラーを目指す子もいるでしょうし、親がプロレス好きならいいですけど私の子供時代に置き換えると親はプロレス嫌いだったんでね・・・じゃあこれが30年前だったらと置き換えると自腹で4000円近くのお金を中学生が出すのはキツイですもんねぇ。
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