激闘の最終戦

ハードなスケジュールで行われたベスト・オブ・ザ・スーパージュニア。
Aブロックのリーグ最終戦、勝てば勝ち抜けのリオラッシュとマイクベイリーの試合は...「もうこれ決勝戦でいいよ」と思ってしまうようなとんでもない試合でしたね。

最近のプロレスではあまり見ないというか、昔から見ていない気もしますが「もうここでこの技が決まるだろう!」って流れで決まらないシーンが多く、見ているファンの想像の上を行く試合だったと感じました。

この試合はマイクベイリー選手が勝利してAブロック1位勝ち抜けを決定させましたが、このリーグ戦でマイクベイリー選手の戦績は8勝1敗ですが、唯一の黒星が負傷欠場となった石森太二戦だけという文句なしの結果。

試合の順番が違ったら...ねぇ、全勝(8勝1不戦勝)だった可能性もあるわけです。

この勢いで優勝まで行ってIWGPまで仮に手が届いた場合に石森選手に最優先の挑戦権利があるとも考えることができますので、怪我は1つも嬉しくないですが復帰した時の石森選手にドラマチックな展開が待っている可能性が出てきました。

そして、この試合の結果を受けての高橋ヒロムvsティタンのL・I・J同門対決+実況席に内藤選手。

高橋ヒロム選手は勝てば勝ち点1位タイでの2位通過。
ティタン選手が勝てば勝ち点12となり、リオ・高橋ヒロムと並びますが両者に勝利しているのでティタンが逆転2位通過という試合。

4連覇を狙う高橋ヒロム選手、現王者の高橋ヒロム選手。
この牙城を崩すことは容易ではないことだと思いますが、ティタン選手のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに掛ける思いが上回ったのでしょう。

ジャベ・インモルタルで高橋ヒロムから何とギブアップ勝利。

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアのディフェンディング・ディフェンディング・ディフェンディングチャンピオンでありIWGPジュニア王者である高橋ヒロム選手の心をへし折るティタン選手のジャベ・インモルタル・・・というかティタンの魂、最高でした。

これにより、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアAブロックの1位はマイクベイリー・2位はティタンとなり決勝トーナメントに進出が決定。

明日のBブロックのリーグ最終戦が終わった時点で決勝トーナメントでのカードが決定されることになります。

誰が上がってきても新鮮な組み合わせにはなりますね。

で、最後に1つ!

BUSHI選手!!

L・I・Jの同門対決で決勝トーナメントを争っている高橋ヒロム選手とティタン選手の激闘の中、勝ち点2(明日アキラに勝っても4)勝った試合はウイスキー噴射からのMXで1分40秒の試合って・・・

L・I・Jの中のお母さんのような存在なのかもしれませんが、BUSHI選手よりは随分良い結果を残してきたSANADA選手がスランプに陥って今に至るわけですよ。

これではあまりにも・・・ですし、BUSHI選手が「L・I・Jに所属したままでも変化する」という姿を見せてほしいファンが多いと思いますよ。

この結果で「高橋ヒロムorティタンと組んでIWGPジュニアタッグを狙うぜ!」とか言い出したら、流石のL・I・Jファンもサーーーッと引いていくかもしれませんよこれ。

大怪我から不屈の精神で復帰して、L・I・Jに欠かせない存在となったBUSHI選手。

メンバー全員がトップどころで戦っている中で、このまま終わるのは悲しすぎるぜ。

あ、もう1個話題ありました。

台風2号なんですけどね、現時点日本の予報では数日後までしか出ないんですけど各国の予報はもっと先までに出るんです。

で、全く日本に近づかない予報もあればわりと近づいて大雨みたいな予報も現時点であるのですが、来週末ぐらいの可能性がそこそこありそうなんですよ。

来週末ってDOMINION 6.4じゃないですか?

会場に行かれる方は気象庁の予報以外もチェックしておいた方が良さそうですよ。


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