内藤哲也登場

NOAHの中継を見ていたところ「N...W...O...」からの武藤敬司選手登場。
そして正装で内藤哲也登場ということで、TVの前で叫んでしまいましたよ。

内藤哲也選手のコメント、一語一句が感動的でしたし...
待ちきれない感は内藤哲也選手の方が出ている感じなのかもしれませんね。

憧れた選手からの逆指名で憧れた選手の最後の介錯人となる内藤哲也。

NOAHのリングに立ち、マイクを通して話した言葉は「アウェイ」であるにも関わらずブーイングなどない感動的なものでした。

「そういえば昔、武藤敬司選手の試合が見たくて東京からここ大阪府立体育会館へ観戦に来たことがありました。
1999年12月10日、新日本プロレスバトルファイナル1999最終戦
チャンピオン武藤敬司選手対チャレンジャー天龍源一郎選手によるIWGPヘビー級選手権試合を観戦しにね。

その試合に敗れた武藤敬司選手を見て当時高校2年生だった俺は泣きそうになりながら会場を出てホテルに帰りましたよ。

あれから23年と2ヶ月、まさか武藤敬司選手の引退試合の相手に指名されるとは思ってませんでしたよ。

武藤敬司選手は恐らく引退試合で最高の作品を作ろうと思っていることでしょう。

でも残念ながら俺にそのつもりは「ない」

武藤敬司選手に完勝し、そして、悔しい思いをしながらリングを降りてもらいますよ。

それが、俺をプロレスに熱中させてくれた武藤敬司選手への最高の恩返しだと思っているんで。

武藤敬司選手、ではでは次は2月21日東京ドームのリング上でお会いしましょう、アディオス。」

この言葉は武藤敬司選手の胸にも刺さったことでしょうし、NOAHファンにも刺さったのではないでしょうか。

よくNOAHと新日本プロレスの差は「コメント力・マイク力」にように言われますが、内藤哲也選手がリングの上でこの言葉を武藤敬司選手に伝えている姿はNOAHの選手にも刺さったんじゃないかなぁ・・・


楽しみです。

楽しみですですけど、寂しいですね。

私も武藤敬司選手からプロレスに興味を持った人なだけに...

30年以上プロレスファンをやってきて、そのプロレスファンにしてくれた人が来週にはいなくなるわけで。

22日以降は武藤敬司がいないプロレスを見ていくことになるわけですからねぇ。


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