後楽園ホール大会前にこのブログで書いたのですが「鈴木軍が解散してくれてメモリアル大会になるからこそ何とかなっているけど、Road to TOKYO DOMEじゃないよなこれ」という印象。
でもそれはカード編成上の話で、最終的には東京ドームでの主軸であるジェイ・オスプレイ・ケニーなんかのアクションが流石にあるだろうと思っていました。
が、ない
結果的に嫌な予感通りで「鈴木軍が解散してくれていなかったらRoad to TOKYO DOMEどころかあまりテーマの無い後楽園ホール大会」になっていたわけですからゾッとしますよね。
それにしてもイッテンヨンに向けてもう少し盛り上がりがほしかったところですよ。
前哨戦を無くすことや何のアクションもないことでレア度を上げる選択をしたのかもしれませんが、それにしてもなさすぎだろうと。
そう考えるとクリス・ジェリコがどれだけ素晴らしかったか...
猪木さんの追悼興行も兼ねているイッテンヨンのわりには一寸先は何も起こらないみたいな感じになっていますし、2022年を冷静に振り返ったときにIWGPとUSってそんな盛り上がっていたか?って感じもしますから、それも含めてちょっとどうなのかなとは思いますね。
オカダカズチカ選手も相手がいないもんだから東京ドームのメインでIWGP戦に出場する選手とは思えないぐらいコメントに何のパンチもなく地方大会の試合後みたいな感じですけどこれは気の毒ですよ。相手がいないんだから。
で、石森選手のコメントですよ。
俺たちは! 東京ドームのどのタイトルマッチよりも、長い長い前哨戦をやってきたんだ。ジュニアに夢を見させろよ? まあ、俺がここで何を言おうが変わんねーだろうけど。これは、デスペ、ヒロム、ワトも同じ気持ちなんじゃねーか?
https://www.njpw.co.jp/card_result/396970
もうおっしゃる通りじゃないですか?
Road to TOKYO DOMEをやってきたのってジュニアじゃないですか。
NEVERも含めて誰もいない中でずっと戦ってきている、それも年間を通して盛り上げてきたのは今年はジュニアだったと思うんですよ。
あとKOPWですよね。なのでその辺りに絡んでいた選手がカード無しだったり、結局は階級の壁で格差をつけられいる中でスポット参戦みたいな選手が東京ドームを埋め尽くすってどうかと思いますよ。
1年の始まりがイッテンヨンではなく1年の締めくくりがイッテンヨンですからね。2023年のイッテンヨンは2022年の総決算であるべきだと思うのですけどね。