いよいよ実現したエル・デスペラードと佐々木大輔の試合。
タッグマッチではありましたがお互いが再戦を熱望しているわけですし、これはもうきっちり実現してほしい・・・のですが、タカタイチが最後ということなので少しハードルが上がりますよね。
新日本プロレスで行うにしても超保守的な今の新日がそんなカードを組むだろうか?
逆にデスペラード選手が殴り込む形もありえますが、新日本プロレスがそんなに自由なことをさせるのかどうか?
結局のところ、タカタイチ興行のカードのような夢のあることを新日本プロレス側が実現させるかどうかが半信半疑どころじゃないんですよ。
そもそもそういう気持ちがあるならベスト・オブ・ザ・スーパージュニアなんかはもっと面白いメンバーでやっていることでしょうからねぇ。
デスペラード選手は以前から団体問わず色々な選手に興味があることを隠しませんし、例えば他団体の選手で誰が見たい?と呼びかけたことがある高橋ヒロム選手と比較しても実際に垣根を超えたカードを実現しているのはデスペラード選手の方。
というか本当に「外」に興味があるのってデスペラード選手ぐらいなんじゃないかとすら思ってしまうんですよ。
こうなると鈴木軍解散後の動向が気になるところで...
私個人としてはデスペラード選手が好きなので新日本プロレスの選手である状態で自由に他団体の選手と戦える環境を持つ「入り口」のような存在になって欲しいです。
例えば獣神サンダー・ライガー選手がそうだったように。
ただ、本当にデスペラード選手がやりたいカードを実現していくとなると・・・主戦場が新日本プロレスではないことを選ぶ可能性も今後あるのではないかとも思ってしまいます。
ならず者として様々な団体を荒らしていくなんて生き方もあるのではないでしょうか。
近年の新日本プロレスを見ていると「団体のファン」で「誰々のファン」の割合から「誰々のファン」「だから新日本プロレスを見ている」にシフトしている傾向もあると思うのです。
この選手があそこで戦うならあそこに行くよって人が多いと思うんですよね。
それに加えて新日本プロレスは層が厚くなりすぎて「え?この選手でもカードが組まれないの?」なんてことも多発してきていますから。
ただ、やっぱりエル・デスペラード選手には新日本プロレスの看板ジュニア選手として外敵を迎え入れて戦えるような立場になってほしいなぁ。