解散発表があった鈴木軍の今後が気になるところですが、何にしてもこれまで10年以上も新日本プロレスだけではなくプロレス界を盛り上げてきた大きなユニットの解散ということで「Road to TOKYO DOME」は「鈴木軍ラストメモリアル」のようなカード編成になっています。
12月22日はタイチ・ザックが成田蓮・本間朋晃とのタッグマッチが組まれました。
ザックと成田蓮のTV王座前哨戦でもありますが、何よりワールドタッグリーグに参加しなかったタイチとザックをもう1度見る機会ができたことはとても嬉しいですよね。
そして4WAY タッグマッチにはデスペラード・金丸義信が参戦。
更にメインイベントでは鈴木みのる・ランス・DOUKIがオカダ・棚橋・YOHと激突。
鈴木みのるとオカダ・棚橋は定期的に激しい戦いを繰り広げてきましたし、鈴木みのる選手が言う「IWGPは誕生した時から俺のものだ」と言いながらもそこまで届かなかった中でIWGPの象徴のような存在のオカダ・棚橋を最後も徹底的に痛めつけるのでしょうか?
鈴木みのるはいつもと変わらない怖い鈴木を見せてくれるはずですが、涙もろいオカダ・棚橋が試合中に悲しそうな顔をしてそうで不安ですが(笑)
そんな顔を一瞬でも見せたら鈴木みのるはより怖くなるでしょうけどね・・・(見たいぞ)
そして翌日23日の後楽園ホール大会では何とRoad to TOKYO DOMEのメインが「鈴木軍ファイナル」と銘打たれたカードになりました。
鈴木みのる・ランス・デスペラード・TAKAみちのくVSザック・タイチ・金丸・DOUKI
同門対決ですよ、これ泣くな俺。
30分間ずっと「怨念坊主が出てこねぇかな?」とか頭にある状態ってのは心臓に悪いけど。
これに加えて面白い点としては、この2日後の25日の全日本プロレスで組まれている「宮原健斗・青柳亮生・タイチ・金丸義信」vs「ジェイクリー・青柳優馬・SANADA・BUSHI」
一応鈴木軍は年内で解散なので大晦日までは鈴木軍でしょう。
その後に「結局鈴木軍からボスとランスとTAKAみちのくとザックが海外へ行って、残りがユニット名変更するだけ?」というオチもありえますが、タイチ選手はいよいよSANAやんことSANADAと組むチャンスが出てくる状況になっていくとも言えます。
そこで向かい合う二人の関係性に加えて全日本プロレスのジェイク・リーも退団を発表している状況です。
どちらにしてもタイチのパートナーとしてヘビー級の選手は必要になりますし、この試合からのきっかけで何か起こってもおかしくないんですよね。
タイチ選手のYou Tubeを見ているとジェイクの話題に関してはやたら触れないようにしていますし・・・って言ってもタイチ選手の機転の早さならどちらともとれるようにわざとやっている可能性もあるんですけど、まぁその辺りも匂いは少しあるところです。
でも恐らくタイチ選手とジェイク選手って合わないと思うんですよねぇ(笑)
それならSANADA選手を「元々天然系で面白い喋りをしていた陽気な真田聖也」にタイチ選手が戻してくれたほうがいいなぁと・・・。
本来の真田聖也という選手であればタイチ選手とYou Tubeで馬鹿話してキャッキャしてても何らおかしくないですからね。
ロスインゴからのSANADAファンの人は卒倒してしまうかもしれませんが。
何にしても多少なりとも動きはあるでしょう。
鈴木軍として「みんな強くなったし解散でいいだろう」という状況で結局「鈴木軍-鈴木みのる他=新ユニット」では解散した意味がありませんので、最低でも加わる選手も出ていく選手も1人ずつぐらいはいるはずです。
そうなった時にマンネリ化に悩む新日本プロレスとしては2023年からの新鮮さが出てきますよね。
加えて海野翔太・成田蓮も継続参戦するでしょうし、フリーになる選手や現在フリーの選手で活性化できる選手もプロレス界にはいますからね。