嫌な流れに

政府は11日、新型コロナウイルス感染症対策分科会を開き、懸念される感染「第8波」での新たな対策を示した。重症化リスクの高い人が外来医療を受診できないような感染状況では、都道府県が「対策強化宣言」を出し、大人数での会食や大規模イベント参加などを控えるよう要請。

ということで、withコロナなのかZEROコロナなのかも定まらないまま「旅行しろー」「家にいろー」と人格破綻者のような対策を続ける中で、またしても「お前らは楽しむこと禁止な」状態に持っていこうとしている流れです。

そろそろ大丈夫だろうという見立てでプロレス界も声出しを試したりしながら年明けの大イベントを見据える中で、また規制など入る可能性が高くなってきました。

ムタと中邑真輔は無言で見ることになるのでしょうか。
イッテンヨン、猪木さんの追悼のダーは心の中で行うのでしょうか。
新日はファンタスティカマニアも復活させますが、実現できるのでしょうか。

いやー・・・腹立たしいですね。

国民に「努力しろ」って言いますけどね、国民は3年近く努力しましたよ。
努力するのって「国」の仕事でしょう。そこを間違えてもらったら困るんですよ。

お注射すれば「感染することはない」という嘘から始まり「他人に移すことはない」も嘘となり、今では「重症化を防ぐだけ」ということになりですよ?
マスクや消毒の効果もあるのか無いのか不明確な中ですから、この3年弱の対策がそもそも間違えていたと認めるところからスタートして今後を考えていかないともう一生この繰り返しですよ。

プロレスの場合は海外からの来日選手も多くそこも含めて物語が進んでいくわけですが、定期的にコロナでその足止めが入るとグダグダになってしまいますし、ずっと足踏みをして何も変わらなくなってしまいます。

コロナ禍の始まりの時、棚橋弘至選手は「試合ができないことで今後の生活にも不安がありますが、メジャースポーツといわれるプロ野球やサッカー、大相撲が再開していくなかで、プロレスは“しんがり”一番最後でもいいんじゃないかなと思います。プロレスができるようになった時が、日本のエンタメ業界の復活となるんじゃないかと思ってます」とコメントをしました。

プロレスができるようにはなっていますが・・・本当のプロレスはお客様の歓声があってのこと。
その意味ではまだ復活とはなっていませんし、その見通しが全く立たない現状は本当に辛いです。

「たまにコロナが落ち着いている時にレアなケースとして声を出して応援できますよ」

という形が「当たり前」になったとして、その大会にいくらレア感を出す戦略に切り替えたとしても必ず右肩下がりになるはずです。

まぁだからと言って今すぐに声出しを全面解禁させろとは言えませんよ。
だって子供達は黙食とかしてるんですよ。
修学旅行先から引き戻されたりしているんですよ。

そんな中で大人だけプロレス会場で騒ぐのもどうかという話じゃないですか。

だけどこのままでは来年の今頃は第13波ぐらいになっていて同じような状況かもしれない。

マジでこれいつまで続けるの?これマジ、ですよ。

今はPPVを増やしたり金額を上げるなどして何とか折り合えているかもしれませんが、この不況下ではそれも続かないはずです。

このままでは本当に息の根を止められてしまいますよ、プロレス業界だけじゃなくエンタメ業界全体が。


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