新日本プロレス×スターダムの合同大会については当初賛否両論ありました。
当初っていうか・・・今も?(笑)まぁありますよね、それは仕方ないこと。
これに関して否定派の人の気持ちは様々だと思うんですよ。
特に異性人気を伸ばすことに徹底したマーケティングを進めて成功してきたという実績(これは素晴らしいことですよね)があるだけに、どうしてもヤキモチというかそういう思いを胸にしてしまうファンもいると思うのです。
タイチ選手なんかはああいうキャラですから、女性と絡んでいてもむしろ魅力みたいな感じになりますけど女性人気が高くクールな印象のデスペラード選手がちょっとイチャイチャ感を出すと怒っている女性ファンの1人や2人や10人や30人ぐらいはSNSで目にしますし...(笑)
ただ、この否定的なファンに対して「新しいことをやる時は批判がつきものだよ、時代遅れの奴らはな・・・」とか「猪木さんだって斬新なことをやってきただろ?」なんて叱り方をするファンもいるんですけど、個人的にはこれがちょっと気になる。
というのも、男女混合プロレスなんて別に新しくもなんともないわけですよ。
なのでよくわからない喧嘩をファン同士がしちゃっている感じ?これが気になっちゃうんですよね。
そしてファン同士の喧嘩という部分以外で私が気になっている点も1つありまして、それはお触り禁止ルールなんです。
いやいや待ってくれよと。
リングに上ったら男も女も関係ないってのがプロレスでしょうと。
別に天龍源一郎と神取忍みたいな試合はしなくていいんです。
あんな試合をしたら今の時代はもうフェミさんがブチギレて団体の存続まで関わってくるでしょうから。
ただ、プロレスのリングってそういうものじゃないですか。
おもちゃ箱をひっくり返したような世界、非日常の世界がプロレスたるものですよ。
スラムダンクとキャプテン翼がコラボ!って作品を見に行ったら、体育館でバスケしていて運動場でサッカーしてたら面白くないでしょう(笑)
あ、あともう1個ありますわ。
鈴木軍同門対決+ミックスドマッチってカードはもう最適だと思うんですよ。
棚橋弘至・林下詩美vs後藤洋央紀・舞華というカードも、10年前なら女性ファンが怒ったかもしれませんが今ならOKですし、何ならこれが一番面白そうなカードだと思ったりもします。
ただね・・・
まぁ新日本プロレス側からすると「内藤哲也と女性を絡ませるとファンが相当うるさそうだぞ」と回避したのかもしれませんが、いやいやいや・・・それは女性心理をわかっていないぞと。
最近ちょっと元気のない内藤哲也が「ドS内藤」としてスターダム選手の髪を掴んでニヤニヤして容赦なく引きずり回す姿こそ内藤哲也ファンが見たかったんじゃないかと。
考えてみてくださいよ、内藤哲也の人気というのは「会社に対して言いたいことを言う」という姿が実生活では中々そういうことができない自分の憧れになったことも1つの理由ですが「容赦なく相手をこき下ろす」ことや「相手が鈴木みのるでも徹底的に小馬鹿にしたりもする」ことや、それに伴う「あの楽しそうな顔」でしょう。
つまりは「普段は大人しいのにドSになった時の破壊力」これが魅力であるわけですよ。
これ、マジ。
スターダムファンは内藤哲也に怒るでしょうし、新日本プロレスファンは大喜び。
合同興行?いやいや、内藤哲也だけは「新日本プロレスとスターダムの対抗戦」のような空気すら生み出せたはずなのです。
もしかしたら内藤哲也ファンの女性は「内藤さんと女性レスラーが絡むなんて!」と最初は怒ったかもしれませんが、試合が進めば恐らく何らかのスイッチを押されたことでしょう。
そんなデスティーノが約束されていたであろうチャンスを逃すなんて・・・
しかもですよ
ミックスド
↓
ミックスド
↓
ミックスド
↓
ロスインゴvs帝国
↓
グレートムタ
↓
IWGP USヘビー
↓
IWGP女子初代王座
もうすでにロスインゴが必要なのかすらもわからないカードの流れですからね。
そもそも、10年ぐらい前でしたっけ?
内藤哲也選手と朱里選手、二人がそっくりだということでツーショット写真をアップしてみたりとか、兄妹説とかも出た二人が同じ大会に出るというのに・・・
そこそこファン歴の長い人なら内藤哲也&朱里組、見たかったですよね?
入場曲もクロスオーバーさせたらめちゃくちゃカッコ良さそうなのに・・・
ということが気になりましたけど、普通に楽しみですよこの大会(笑)