時代は変わっていく

新日本プロレス大阪大会が終わりました。
見終えた感想は「時代が変わるんだな」というワクワクと寂しさの両方でした。

第1試合のIWGPジュニアタッグ戦は王者組の勝利。
勝利を手にしたフランシスコアキラはすっかり全日本プロレス時代の印象を上書きし、新日本プロレスのジュニアをこれから引っ張っていくぐらいの期待感を見せています。

ヒクレオが高橋裕二郎を28秒で片付けると世代交代をテーマにしている成田はSANADAから勝利をしてTV王座の決勝戦へ進出。

インクレディブルタッグマッチはそのものがめちゃくちゃ面白かったですが、マスターワトも着実に他の4人に追いついてきている存在感を見せました。

そしてメインイベントは「これで勝てないならもう永遠にオスプレイには勝てないな」と思わせる試合でオスプレイが内藤哲也に勝利。

試合後には海野がド派手に凱旋帰国・・・

そこで思ったんですよ「あぁそうか、棚橋弘至がドームのメインでタイトル戦をやることもないんだな」「内藤哲也のドームでのデハポン締めなんてあり得ないんだな」「時代が一気に変わるんだな」「後藤洋央紀政権もないよな」などなど、頭の中にニコ動があるかのように文字が流れました。

もちろんここで一踏ん張りしてほしいですし、それが見られるであろうこれから数年間の新日本プロレスは面白いだろうなと思うのです。
まぁ世代交代的なことがないと全く動きがないってのはどうかと思いますが、その分だけこうなってしまうとペースは早いでしょう。

世代闘争ということを前提のユニットなどはできないでしょうから、ただ単純に老いたものはユニット内での序列が落ちていくだけというそんな辛い光景を見ることもあるでしょうし、近年で新日本プロレスファンになった人はついに「自分がご贔屓にしている選手が一線から下がっていく光景」を見ることになるので、辛いかもしれませんね。

それこそ成田・海野だけじゃなくまだ海外にいる若武者もいれば海外に行く日も遠くない若武者もいますからね。大きく景色が変わるのがこれから数年というところでしょうか。

ただ、世代を変えるということは「誰かが誰かの代役になる」ってことではありません。

海野翔太は見た目は棚橋弘至、アピールはモクスリー。
チャラ男だけど好青年なインタビューというところで高感度はめちゃくちゃ高いですし、女性ファンが猛烈に増えることは確定的で最高の素材です。
ただ、あまりに見た目が棚橋弘至に寄せている感じなのは勿体ないとも思いました。

成田は柴田勝頼のコピーのような見た目と試合になっていますが、これは最初は柴田勝頼を胸にするファンからすると「まるで柴田勝頼だ!」とポジティブな意見でしたが、柴田勝頼本人が復活してしまったことで差別化ができなくなりそうな感じです。

ファンの声としても「柴田のコピーじゃないか」という同じ意見なのにネガティブになっている傾向にあるのも事実で。

これで中邑真輔タイプの選手と真壁刀義タイプの選手が若手から出てきてしまうと、2010年前後からのリバイバルみたいな感じになりますが・・・そうではなく、時代が変わるなら新しいものを見たいなと思うのがプロレスファンだと思うんですよね。

海野は令和の棚橋になってはいけないし、成田は令和の柴田になってはいけない。
これで上村がクネクネして戻ってきて、辻がチェーンを巻いて戻ってきたらそれはそれで面白いんですけど、やはりレスラーはオリジナル性が魅力に繋がりますからね。

真壁刀義がブロディを意識したりオーカーンがキラーカーンを意識するのは歴史としてかなり前のものなのでいいのですが、棚橋弘至も柴田勝頼も現役ですからね(笑)

いやーそれにしてもこれで来年のNJCなんかは若い選手の方が上位に来る空気になりますし、G1で一気に世代交代が進んで行ってとなると2025年ぐらいの東京ドーム大会では20代から30代前半までの選手しか本戦に出てないぐらいになるかもしれませんよね。

うん、楽しみですよ。

寂しいですけど。

ところで

ヒクレオって

東幹久に似てない?

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