短命王者続出

現NEVER王者のカール・アンダーソンにダブルブッキング疑惑が出ている中ですが、このNEVERってのも本当に色々あるベルトですなぁ。

内藤哲也が発案者となり誕生したNEVERですが、その最初の決定トーナメントに内藤哲也が負傷欠場。
若手育成という意味もあるベルトだったはずですが、初代王者は田中将斗。
(そういえば決定戦は田中将斗とカール・アンダーソンだったので、カール的には10年越しに届いたベルトなんですよね。)

で、内藤哲也が2013年にG1優勝。
「まずはNEVER」と発言しファンから大バッシングの中で2代目王者に。

程なくして石井・柴田・真壁などが中心となり「どこが若手育成なんだよ、でもバチバチですげーな!」とNEVER=バチバチ系王座へと変身。

その後は後藤洋央紀のイメージが強いベルトになり、どんどんハイペースで王者が変わることで全然動きの無い新日本プロレスのタイトル路線の中で「変化してる感を出すベルト、NEVER(6人タッグも)」となっていきました。

設立10年ですでに37代王者が現在のカール・アンダーソン。

これまでの最多連続防衛回数4回。

17代の時点の後藤洋央紀が3回防衛をして以来、3回防衛したのが鷹木信悟だけ。

トータルで見ても16人の王者が防衛回数「0」

防衛回数1回が9人

ということから、NEVERへのイメージって「短命」なんですよ私。

だってNEVERの歴史全てで「防衛44回」ですが、IWGPなんてオカダ&棚橋だけで『58回』ですからね・・・

絶対的なNEVER王者が誕生して、インターコンチネンタルやIWGPとの立場をひっくり返すぐらいのことを期待している時期もありましたけが・・・

若手や団体の垣根を超えたベルトであったことは結局なかったNEVER王座。
この替わりになるのがTV王座かと思いきや、どうもNEVERっぽいNEVERより格下のベルトを作るだけで終わりそうですし・・・ん?でもそれってチャンスですよね?

NEVERの仕事をTV王者に押し付けてしまえば、NEVERの長期政権王者が出てくるかもしれないですもんね。


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