昨日「どうせこの新王座もNEVER化したりするんでしょ」と書きました。
そもそものNEVERのコンセプトに近いので「若手中心っぽいことを言っているけど、すぐに中堅のタイトルになるんでしょ」と。そしてこれを獲得した選手はIWGPから遠ざかる複雑なベルトになるだろうと予測していましたが・・・
おい!最初っからそうなっとるやんけ!
【『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』1回戦のカードが決定!】
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 11, 2022
エントリーは全16選手!
11.5大阪で準決勝2試合!決勝戦は来年の1.4東京ドームで実現!!
詳細はhttps://t.co/tcKYDqsFRG#njautumn #njpw pic.twitter.com/sNiwhICoK9
【エントリー選手】
・デビットフィンレー
・金丸義信
・アレックスゼイン
・ザックセイバージュニア
・YOSHI-HASHI
・ジェフコブ
・アーロンヘナーレ
・EVIL
・SANADA
・タイチ
・後藤洋央紀
・KENTA
・成田蓮
・石井智宏
・矢野通
・オーカーン様
ニュージャパンカップやん。
もちろんTwitterでは批判殺到。
新日本プロレスさんは忘れているんです・・・そう、新日本プロレスファンは確かに多くが何でも「新日本プロレスなら最高だぜぇ!」という体制側(なのに本隊以外のユニット派というスタンス)ではあるが、新規のファンの人でもファン歴関係なく「タイトル・王座というものに対してのリスペクトやこだわりを持つ人達である」ということを。
IWGPが世界ヘビーになった時、ICを封印することになった時、もっと振り返れば内藤哲也が提唱したNEVERという若手と団体の垣根を超えたベルトができたと思ったらすぐにゴリゴリ系ベルトになったことにもクエスチョンを示すファンは多かった。
オカダ選手が言い出したKOPWからすぐにオカダ選手が離れて行ったことなど、このあたりの件に関しては「おいおい」と言う熱いファンなのですよ新日本プロレスファンは。
もちろん、上記のタイトルはその後に素晴らしい盛り上がりを見せていますから結果オーライではありました。
ただ、このTV王座に関しては言ってるそばから「若手は!?」という状況になっているわけですし、これならタイトルを増やすことがそもそもどうなの?って意見まで1マス戻って当然ですよ。
下手したらTVタッグ・TV6人タッグとかまで増やして「全員がちゃんぴおんですよ、ファンの皆さんよかったね」まで持っていく可能性まで今の新日本プロレスだとありそうな点も凄く不安。
タイトルを増やすぐらいならIWGPタッグという一時期はシングルより盛り上がるレベルだったタイトルの活性化や、全然行われていないIWGPジュニア王座戦線を増やすとか。
IWGPジュニアなんて今年何回?次がドームだと半年やらないってことでしょ?
このNEVERの価値もNJCの価値も下げそうなTV王座に関しては、エントリー選手がTwitterなどで盛り上げようとしていますが・・・固定ファンの人は「応援してます!」とか言ってますけど、公式には文句を書いてるでしょう(笑)
だって、自分が推している選手がこのタイトルを手にしたり【そのタイトルの中心選手・アイコン的存在】になったらIWGPから一番遠ざかるってことなんですから。
例えばこの中だと、SANADA選手や後藤洋央紀選手やタイチ選手なんかはこれまでの実績や格や年齢などからファンはIWGPを巻いてほしいと思っていることでしょう。
こんな絆創膏みたいなベルトで満足してほしいと思ってないじゃないですか。
もちろん成田蓮のためのベルトってことなら別ですが・・・ただ、成田蓮が手にすると「今海外にいる若手が戻ってきた時に回していくベルト(トップ戦線はもう少し後でねタイトル)」になったりするんじゃないか?という不安もありますしね。
このタイトルを手にして「やったぞー!」って中堅選手が掲げても寒いだけじゃないですか・・・
かと言って「即封印」とかしそうな選手もエントリーしていないですし。
あとね、内藤哲也選手がUSを手にしたらIWGP IC US NEVERで新日本プロレスのシングルグランドスラムって可能性もあったわけじゃないですか。
それも「TV王座を取ってないから」ってことでグランドスラムじゃなくなりますからね(苦笑)