両国国技館

アントニオ猪木さんの追悼から始まった両国国技館大会。
まず最初の感想は・・・「長い」でした(笑)

私、用事がありまして試合開始17時に外出して20時前に帰宅したのですが「メインの途中かなー」と思ってWORLDをつけるとファンタズモがおしゃぶりを口にしてました。

「え?全体的に今日は試合時間が長いのか?」と思って公式サイトで調べるとトータル試合時間は1時間少々だったのでこれは現地で見ている人はしんどいだろうなと。

メインも誰しもの予想通りジェイが勝利。
オカダ登場で「元気ですかー!」からの東京ドームへということになりましたが、オカダ選手はこの先も猪木さんリスペクト・闘魂リスペクトで行くのでしょうか?
50周年だけのことなのか、それともこの先もアントニオ猪木との戦いという角度を見せてくれるのかという点は気になりますが。

そしてそのオカダはジョナからの勝利を手にしていますが、これもジョナが勝つとも思えなかっただけに両国国技館がドームへのただの繋ぎでしかないのは単純に寂しい感じがします。
新日本プロレスが大きくなりすぎたからなのかわかりませんが、両国国技館大会すらビッグマッチではないような扱いになってしまうと動員が落ちていくのは当然だと思うんですよね。

まぁとりあえず東京ドームメインで1・2・3・ダー!でオカダが締めれば気持ちよいハッピーエンドにはなると思いますが、もう少し色々な選手にチャンスがあればなぁとは思ってしまいます。

さて、この日の流れとしてはまず猪木さんの追悼。
これ・・・猪木さんのテーマ曲を差し替えという時点で「おいおい」でした。
炎のファイター 〜INOKI BOM-BA-YE〜が流れないというのはもう最悪ですよね。
権利関係があるのはわかりますが、何とかしましょうよと。

そもそも元々は猪木さんが来場する予定だったわけですよね?
その場合もイノキボンバイエは差し替えだったのでしょうかって話になりますけど...

ま、そんなことがあって成田選手の凱旋。
タッチ無しで戦い続けるという「ワガママさ」も含めて魅力的でした。
ただ、フロントスープレックスホールドって自分の首の方が痛くないか?という疑問も感じました(笑)

「俺が新日本プロレスを変えてやる」と宣言した成田選手ですが、これはもう師匠の柴田選手のように遠慮なくやってほしいですね。
凱旋帰国が第1試合でタッグ戦という扱いには腹が立つでしょうし、舐めるなよという気持ちを隠さずに戦ってほしいです。

そして、次の見どころはロスインゴに新メンバー加入という動き。
試合途中に乱入してきたティタンがロスインゴ入りとなりましたのでカード編成の幅が広がりそうです。

ティタンが焦らして焦らして正体を明かした時にお客様がシーーーンとしていたのは可哀想でしたが、これなら事前に新メンバー予告をしておいて「ティタンだろうな」という情報を与えて認知度を上げておいた方がよかったかもしれませんね。

試合後には内藤哲也がUSベルトを投げ捨ててオスプレイに金的攻撃。
介入あり、横暴あり、金的あり、制御不能の内藤哲也とロスインゴという「初期ロスインゴ」っぽいところは個人的に好みですが(私は初期ロスインゴが一番好きなので)最近の新日本プロレスファンもロスインゴファンもHOTの介入・金的などに毎度お怒りですから、今日のロスインゴは大炎上しているんでしょうね・・・え?してない?それは差別ですね(笑)ってことになるから、普段から過剰なヒール批判は止めたほうがいいんですよ。
99%の人がプロレスを楽しむ上でヒール批判していることは間違いないですが、1%の人だけマジの批判になっていますからね。

これって昔2ちゃんねるで「みんなネタで書いてるのに何人かマジになってるヤバい奴が混ざっている」なんてことがよくありましたけど、あれと変わらんですから。

個人的に両国国技館で一番良かったのはワト選手。
凄く進化していましたし、石森選手からきっちりと勝利してノンタイトルながら王者を倒しました。

ただ・・・ヒロム・デスペラードが登場してまさかの4WAY戦へ。

これはワトが可哀想だ・・・4WAYでワトが勝つイメージも無い(笑)

ただね、ここでワトが大活躍をして勝利すれば一気にヒロム・デスペラード・石森の3強に食い込んで行くことができるわけですから、これはもう全力で応援したいと思います。
年功序列で世代闘争もなくある一定の年齢になったらトップから退いて押し出し方式で時代が変わっていくような流れはもう見たくないですからね。

ところで、これって見方を考えるとKUSHIDA・石森・ヒロム・デスペラードの4WAYだった可能性があるということですよねぇ・・・

新日本プロレス的な4強はこの4人ということでジュニアを動かしていくイメージだったのでしょう。

もちろん現時点で気の毒ですがKUSHIDA選手は空気となり(手足口病は私も経験者、マジキツイからね)KUSHIDAという好敵手が戻ったことでチャンスが来そうだったBUSHIにとっても実は大きなマイナスへ。

一寸先はハプニングですなぁということですね。


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