日本武道館での全日本プロレス50周年大会
メインはもちろん三冠戦ですが、12試合ある中での個人的メインは大森北斗と鈴木みのる。
久々じゃないですか、鈴木みのるにここまで喧嘩を売る若い選手は。
新日本プロレスでは内藤哲也が鈴木みのるをおちょくる光景がありましたが、大森北斗の年齢であの鈴木みのるにここまで喧嘩を売るのはシンプルに面白いですし、応援したい。
記者会見での胸ぐらの掴み方だけでも、鈴木みのるが圧倒していますし当然キャリアでも圧倒していますけどね、だからと言って「大森北斗じゃまだ早い」みたいな声はね・・・プロレスファンってのもまぁ夢のない奴らになっちまったもんですよ。
27歳の若者が、鈴木みのるに喧嘩を売り「俺が勝ったら鈴木軍をくれ」とまで言う姿勢。
ここに「やったれ!」と思えないプロレスってのはもうプロレスではないですし、そもそも鈴木みのるという選手も若い頃から生意気で上を上とも思わず噛みついて行った男だったじゃないですか。
そして、そんな「クソガキ」に絡まれて、怖い顔の中に嬉しそうな楽しそうな表情を浮かべる鈴木みのるのカッコよさですよ。ボコボコにするのが楽しみで仕方がないというこの鈴木みのるこそ鈴木みのるの美しさ。
鈴木みのるファンの人は「こんな若い選手がボスに勝てるわけがない」「シングルすら失礼」みたいな声をあげていたりするようですが・・・いやいや、鈴木みのるという選手が本当に好きなら、大森北斗が必死に『王』に喧嘩を売っているこの姿勢とあまり目にすることのない光景に「( ̄ー ̄)ニヤリ」とするもんだと思うんですけどね。
だって、めちゃくちゃ楽しそうなんですもん鈴木みのる選手(笑)
あの表情を見て鈴木みのるファンが「ガキにはまだはえーよ」とか言ってるのが理解できないんですよ。
鈴木みのる選手が言うなら別ですよ(笑)
そりゃあね、鈴木みのるからすれば大森北斗はダイヤモンドでもなければアレキサンドライトでもなければサファイアでもないでしょう。
まぁ、現時点では精々「砂金」ぐらいにしか見えてないでしょう。
プロレス界の宝を独占することを目的とする王にとっては、宝物ではないでしょうよ。
でもねぇ、最近は砂金の値段が上がってきているんですよ。
この試合が終わった時に、大森北斗という砂金の値段は高騰するかもしれませんぜ?