数字上は混戦のDブロック
現代プロレスの完成形のようなオスプレイ
見る者全てを唸らせる鷹木信悟
覚醒したフィンレー
試合内容で黙らせるまでになったYOSHI-HASHI
ヘビー挑戦で期待のエルファンタズモ
バレクラ入りで大暴れを期待されたジュース
そうそうたるメンバーの中、すでに5戦を終えたというスケジュールの問題もありますが・・・勝ち点1位タイ、高橋裕二郎という衝撃(汗)
しかも1位タイのフィンレーに勝利しているのが高橋裕二郎だけなのですから、もう実質単独首位と言ってもいいでしょう!(笑)
ここまで来たら、2000年代最大のサプライズ!
逆転の内藤哲也どころじゃない、物事が変わるのは一瞬どころの騒ぎではない、高橋裕二郎という名前そのものが「サプライズ」と呼ばれるところまで行ってしまってほしい。
最終戦、高橋裕二郎が鷹木信悟を倒せば勝ち点8!
今最下位のファンタズモがフィンレーと鷹木を撃破し勝ち点6で終了。
となると鷹木信悟は勝ち点4で終了。
YOSHI-HASHIがオスプレイを撃破し、フィンレーを倒す。
するとYOSHI-HASHIは勝ち点8も直接対決で高橋裕二郎が勝利。
フィンレーは勝ち点6で終了。
ジュースとオスプレイがはどっちが勝ってもええ。
これなら高橋裕二郎じゃないですか?
もしかして、内藤哲也と高橋裕二郎のノーリミット対決が決勝Tで見れちゃう?
まぁ!可能性はほぼ無いでしょう。
しかし!G1というのは何が起こるかわからない物だったのです。
当時地味だった蝶野が夏男となり、下降気味だった長州が全勝優勝。
山崎一夫が決勝まで行き橋本真也にリングに突き刺され、若い力に押されつつあった天山が4年で3回制覇、怪我などで本調子に遠い蝶野が優勝して爆勝宣言が流れ、棚橋・中邑が時代を作る中で真壁のサンキューな!そしてフリー参戦の出戻りだったコジが取っちゃったぞバカヤローですよ。
それがここ10年はどうでしょう。
オカダ→内藤→オカダ→棚橋→ケニー→内藤→棚橋→飯伏→飯伏→オカダ
IWGPにしてもそうですよ、全くこの期間で見ると
棚橋→オカダ→棚橋→オカダ→AJ→棚橋→AJ→オカダ→内藤→オカダ→ケニー→棚橋
→ジェイ→オカダ→内藤→EVIL→内藤→飯伏
サプライズだったのって、EVILのIWGP戴冠とG1の優勝決定戦にカール・アンダーソンが出たぐらいのものですよ。
この溜まりに溜まった10年間のさざなみのような動きを、一気に地殻変動まで動かせるのは東京ピンプス!高橋裕二郎だ!
これ、マジ。