金的!金的!また金的!
金的ラッシュの終盤戦を経て棚橋弘至がグラウンドコブラツイストでEVILから勝利を手にして3勝1敗でリーグ突破戦線の主役に立つ勝ち点6(首位)に立ちました。
それにしても「前にも後ろにも進めない状況であっても、この場でエネルギーを蓄えることがは出来ます」って中々の名言ですね。
前に進むことで新日本プロレスを導いて盛り返してきたエースだからこそ、響く言葉でした。丸め込み系の技で勝ち星を伸ばしているところであったり、今回のグラウンドコブラツイストなんてのは藤波辰爾選手を彷彿とさせますが、ハイフライフローでの勝負を封印している点は「先々」が楽しみですよね。
ところで、個人的には金的って別に嫌いじゃないですし、介入も含めてプロレスの華というか・・・でもね、最近のプロレスファンの人というか最近の人はね、プロレスにまでコンプラを気にしたりするしね、非日常が楽しいプロレスに常識を求める人も多いじゃないですか。なので賛否両論ある試合なんでしょうけど、ベビーだヒールだとかではなく昔の言い方をすればさ「イイモノがワルイヤツをやっつけた!」というね、プロレスの本来の試合がそこにあったんじゃないかなと思うわけですよ。
1対1で反則なしの戦いが見たいのであれば、ボクシングとかを見とけばいいだけなんですし、そもそも「自分が嫌いなものを他人の気持ちを無視して自分の好きな方向に動かす」ってね、人生賭けてやらないと無理なことですよ。
ジョナとジェフコブの肉弾的怪獣大戦争、これもまたプロレスの醍醐味という感じでしたね。想像できないぐらいの力持ちが肉体をぶつけ合って戦う、飛ぶ、投げる、リングが壊れそうだと心配してしまうぐらいになる。これも1つのTHEプロレス。
これでジョナは3戦2勝1敗ですから、このAブロックで「現時点で勝ち越しスコア」なのはオカダとジョナだけになりましたね。
なので、8.7のジョナvsオカダがかなり重要です。
ジョナが勝てばオカダと4戦3勝1敗で並んでの首位タイになりますからね。
で、Aブロックに関してはもうかなり状況が固まってきていますよね。
矢野通は敗退確定ですし、今回負けたコブは残り2勝しても勝ち点8ですからオカダが1勝した時点でオカダを抜けないですし、ジョナが残り2勝できたらそこも抜けない。
ファレも勝ち点8がMAXですが、オカダに負けているのでオカダがあと1勝したら抜けない。
ジョナも次にオカダに負けたら残り2勝してもオカダを抜けない。
なのでオカダorジョナ、そしてこの二人と直接対決を残しているアーチャー。
コブはほぼ無いのでこの3人の争いになっていきそうですが、大阪でオカダがジョナを倒したら、もうアーチャーとオカダしかないですよねぇ。
オカダがジョナ・ローラーを倒した場合にはアーチャーに最後負けても関係なく勝ち抜けになるので・・・Aブロックに関してはほぼ8/7で状況確定ですね。
逆転の内藤哲也、背水の陣でしたがヘナーレを撃破して2勝2敗のイーブンに戻して可能性を繋げました。それにしてもヘナーレの成長が嬉しかったのでしょうか、笑顔の内藤哲也でしたねー。
次戦は広島でのホーム戦でKENTAと戦う内藤哲也。
KENTAは3戦1勝2敗、内藤哲也は4戦2勝2敗という状況になりますが、まず内藤哲也が勝利すれば勝ち点6まで伸ばします。
ただ残り1戦なので勝ち点8がMAXですので...棚橋弘至が残りの後藤・KENTA戦で1つでも勝つと勝ち点8が確定するので、直接対決の結果から内藤哲也はアウト。
後藤洋央紀がザックに勝利・EVILに勝利しても同じことが言えます。
なので逆転の内藤哲也を発動させるためには・・・どうなればいいんだ?(汗)
・まずKENTAに勝利が絶対条件(負けた時点で敗退確定)
・棚橋弘至が後藤に負け
・棚橋弘至がKENTAに負け(棚橋勝ち点6)
・後藤が棚橋に勝ち、EVILに負け(後藤勝ち点6)
・EVILに関しては内藤に負けている上で最大勝ち点8なのでどうでもいい
・ザックと内藤哲也が最終戦、ザックが勝ち点8で迎えても内藤哲也が勝てば直接対決の結果で勝ち抜け
ってな感じでしょうか。
ということは、内藤の運命を握ってるのって後藤とKENTAですね。
もちろんKENTA戦で負けたら終了、逆にKENTAも内藤に負けたら完全終了。
8.9広島が大きな局面となりそうです。
YouTuberレスラー聖帝タイチ(いい意味で)がチェーズの夏を終わらせつつ、自分の夏を盛り上げる1勝を手にしました。
試合後のYouTube配信まで含めて絶好調のタイチですが、G1を優勝してスパチャ祭りになる配信は見てみたいなぁ・・・そうなったらね、僕も投げますよ。
Bブロックに関しては、すでに石井・チェーズの脱落が決定しています。
オーカーンは本日ジェイに負けると脱落が確定へ。
何ならジェイがオーカーンに勝つとSANADAも脱落ですね。
首位のジェイに対して試合を残しているのがタマトンガとタイチとオーカーンなので、8.6大阪でオーカーンが勝利すれば可能性が残るのは5人、オーカーンが負けた時点で三つ巴の戦いになりますね。
BULLET CLUB対決、高橋裕二郎とジュースの試合はまさかまさかの裕二郎の勝ち。
2勝2敗のイーブンですから、まだリーグ突破の可能性が残っている・・・
問題はジュースですよ、BULLET CLUB入りしてから試合でも全然良いところ無しで結果も1勝3敗という状況なのはかなり苦しい。
いや、苦しいというか・・・ファンタズモに勝って勝ち点4、最終戦でオスプレイに勝利して勝ち点6?オスプレイがその時点で勝ち点6止まりなら直接対決で上になりますが、すでに勝ち点6のフィンレーがオスプレイとジュースに勝利しているわけですよね。これもう敗退ってことになりますか。
それにしても試合数の偏りがちょっとキツイですよね。
YOSHI-HASHI・ファンタズモがまだ2戦ですよ。
フィンレーとジュースはもう4戦消化していますからねぇ。
序盤をフィンレーが盛り上げて、最終的にはファンタズモと鷹木信悟の直接対決での結果になりそうではあるのですが。