G1がやっと開幕となる立場、ようやく初戦に挑むオーカーン様。
今年のプロレス界で最も話題となったと言える社会的な行動などもありましたが、やはりレスラーはリングの上での結果が重要。
若干苦手なチェーズを相手にまずは白星・・・と思ったら、そこそこ完璧な負けでの黒星発信。
まぁ「負けてみたいわ、はっはっは」という上から目線だったオーカーンなので願いが叶ったということにはなるのですが・・・いや、ダメだろ!
老け顔だけどまだ32歳、まだまだ伸びしろが凄いチェーズ・オーエンズが相手だったとは言え、Bブロックの残りの相手がジェイ・タマ・タイチ・石井・SANADAですよ。
これ残り4勝1敗で行くのは相当難しいのでは。
というか、遅れてG1が始まったのに最終戦は武道館じゃないという状況を考えると、遅れて来た男が早めに敗退するという赤っ恥までありえます。
次戦は1勝1敗のSANADAとの戦いなので、確実にここでどちらかが2敗になってしまいますが、オーカーン推しの私としては嫌な予感しかない。
こちらもG1がやっと開幕したEVIL。
KENTAとのBULLET CLUB対決をコミカルかつ卑劣かつ実力を駆使して下すことにより、白星スタート。
一方、自伝を出してノリノリになっているであろうKENTAは2敗目で勝ち点0。
しかも現在首位のザックに負けているということもあり、早くも絶望的な状況へ。
8.9で内藤vsKENTAの試合がありますが、そこで負けた方は終わりという計算に。
いや、その前に内藤がEVILに負けたらカリスマの夏は終わりへ。
EVILが言うように「コールド負け」の内藤というケースも何だかあったりするような気がしてきた。
トムローラーを下して1つ目の白星を手に入れたランス・アーチャー。
そういえば「おかえり!」って感じだけど、試合後のコメントが良くてね・・・何かもう鈴木軍で悪さしてた時とは違うよ、素敵だよランス。
応援されると「シャラーーップ!!」とか言って客をビビらせてた時期もあったけど、ランスってG1の時はやたら応援したくなる選手だったよなぁ。
鈴木軍の中での活動とかデイビーボーイ・スミスジュニアとのタッグも良かったけど、この人って1人で戦っている方が魅力的な気がする。というかヒールよりも・・・って思っちゃうところがあるのよね。カッコいいし。
最終戦がオカダ戦でしょ?
こんなの声出しOKならほぼ確実にランス応援爆発だっただろうなぁ。
オカダが嫌いとかじゃなくて、やっぱりG1って意外性を求めるファンが多いから。
ジョナがファレを倒してアーチャーに可能性が生まれて、そしてオカダのレインメーカーを喰らい「あーーー」という声が漏れるところまで想像しちゃうけど。
開幕戦でやらかしたジュースvsフィンレーでのメインという勝負に出たカード編成でしたが、個人的には「おい、フィンレー。お前の方がヒールに見えたぞ」というところも含めて楽しかったです。前の試合でジューズのグーパンを「客席を傍観して見ないようにした海野さん」が話題になりましたが、もう開き直ったのか今日は全部目視をしっかりした上でそんなに注意することもせずとなりまして、ジュースのグーパンは天龍源一郎のグーパンや猪木のナックルアローと同格まで昇格したようです。
さて、フィンレーとジュースとジェイ
この3人で外人闘魂三銃士のような形にしたかったのが元々の新日の考えだったと思いますが、現時点では中途半端な状態になってしまったストーリー。
下手したらここ数年のファンは興味すらない可能性がありますが、ただ・・・ここからもう1回しっかりとこの3人の関係性を復習しながら追いかけていけるような見せ方をしてほしいですよね。
さて、G1も序盤から中盤へと入っていきますが・・・全選手の完走を願いたいですね。正直、他のスポーツ界を見れば難しいとは思いますが、もう気が付かないふりしちゃえよ!ってぐらいにすら思いますよ、ええ。
中西学だってインフルエンザに気が付かずに高熱のまま試合をしたことあったでしょう、そう「気が付かなければ」なんとかなるんだ(笑)
いや、もちろん症状が出たらダメだとは思うんですけどね。
あと、出るならもう早めにって感じじゃないですか?
早めに出て試合日程変更できればするとか。
武道館大会で欠場者が出てしまって「なんでやねん!」って選手がトーナメントに行く展開とかはね、サプライズじゃなくてただの事故になっちゃいますからねぇ。