野村直矢が喧嘩を売りにきた

全日本プロレスが久々に外へ向けての熱さを見せた6月6日(月)新百合ヶ丘大会。

本来であれば大田区で開催される三冠戦、宮原健斗とジェイクの前哨戦が主役のカードであり、青柳優馬とジェイク・リーが組むという構図がもう1つの見どころであるメインイベントでした。

しかしここに出てきたのが野村直矢、渡瀬瑞基の2人。

青柳優馬の呼びかけが続いていた元全日本プロレスの野村直矢に関しては、数年前にジェイク・岩本煌史と陣を結成(私もこの陣には大きな期待をしていてファンミーティングにも参加して野村選手ともお話しさせていただいた)し、さぁこれからというときに負傷し長期欠場をしていました。

格プロの日記は「普通に書いていた」のですが怪我の状況などは語らず、ファンとしてモヤモヤすること2年ぐらいでしょうか、2021年年末に退団発表。
※すでに2020年からフリー契約だったとのこと

ほぼ同時にゼウス・岩本煌史も退団しており、その時から青柳優馬は「全日本プロレスのフロント」に対して苦言を呈していました。

その青柳優馬は野村直矢の退団戦、けじめの試合の相手を務めて勝利しましたが野村直矢があまりにブランクを感じさせず動いていたことから、多くのファンは「あれ?野村どこか他の団体に行くんじゃねぇの?」「岩本と一緒にどこか行くんだろ」という声が広まっていましたが、結果的に3ヶ月後にキャプチャー・インターナショナルに出てきたという流れ。

その後、全日本プロレスの現状に危機感を覚えている青柳優馬が野村直矢の名前を出しており、てっきりジェイク・青柳優馬・野村で共闘をするのかと思っていたところ、今回いきなり喧嘩腰で試合前に乱入してきて大騒ぎとなったわけです。

大騒動となったこの事態ですが・・・

しかし、ここで目立ったのは乱入してきた二人でもなければ試合を控えているリング上の4人でもないあの男でした。


大森北斗の進化に主人公ルートを感じた

大森北斗の言葉と態度

大森北斗、今月27歳になる若い未来あるレスラー。
TOTAL ECLIPSEに入ってからは若頭的ポジションか、それともイケイケの鉄砲玉かという存在ですが、試合はもちろんのこと飛躍的に言葉での訴えが進化した期待の選手。

生意気でナルシスト、それでいて発言は芯が強くSNSの使い方も上手いこの男が、今回野村直矢に対して最も喧嘩腰で突っかかり、そしてその後のコメントでも正論を叩きつけました。

要らないの今来たよね、今、完全に要らないの来たよね。
2年間もずーっと休んででて、久々に帰ってきたと思ったらさぁ。
いきなり退団しますなんて言ってさ。

そんなやつが偉そうに顔出すとか言ってるんじゃねーよ。
お前の薄い言葉なんてさ、お前の薄いやりかたなんていらないんだよこの団体に。

な、野村、俺とシングルやろうぜ?
俺がやってやるから、俺がお前をぐちゃぐちゃにしてやるよ
お前の浅い浅い3年間を教えてやるよ。

全日本プロレスがこれから50周年で巻き返していかないといけない時に野村直矢が退団したことへの悔しさも怒りも見えますし、濃い3年間を過ごしてきた自分と何もできなかった野村直矢への差と自身。全てを短く的確に叩きつけたこのコメントは「野村が帰ってきた!」なんて喜んでいた全日本プロレスファンを我に返らせるには十分です。

もちろんここでシングルをした場合、野村直矢の方が休んでいたとは言え格上でしょうし・・・大森北斗は負けるかもしれません。

でも、そこで踏み台になって終わりじゃない。

この態度とこのコメントを残して置いたことが、必ず大森北斗の主人公ルートへの分岐選択だったことが将来的に目に見えてわかることになると思います。

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