2022年のチャンピオンカーニバルは青柳優馬が史上最年少優勝を達成。
ジャンボ鶴田さんの29歳を大きく更新する26歳での優勝となりました。

試合終盤が過ぎたところでジェイク・リーの猛攻撃に動けなくなる青柳優馬でしたが、これはジェイクのD4Cを誘った策略。
D4Cを切り替えしてのエンドゲームを高笑いしながらかけると徐々にペースを自分の物にしていき、強烈なスピンキック、ロックスターバスター、そして旋回式のロックスターバスターという形になるTHE FOOLで畳み掛けての3カウント勝利。

試合後には「ここは一つ、だまされたと思って俺と一緒に全日本を盛り上げようぜ」とジェイク・リーに真面目な言葉を呼びかけるなどどこまで信用して良いのかわからないが、素敵な言葉で全日の未来を考えている素振りを見せました。

宮原健斗との北海道での三冠戦も決まりましたし、ここはもうこの勢いで全日本プロレスの顔になってほしいですね・・・

THE FOOLという技も個人的に凄く好きです。
旋回して落とす形ですが、垂直落下系というよりは捻りを加えているので脇腹辺りに衝撃が加わっているように見えますし、体の側面側だけを落とす技というのはありそうでない。

THE FOOL=愚者、という意味であればタロットカード的に自由、型にはまらない、無邪気、純粋、天真爛漫、可能性、発想力、天才などの意味があるようで実に青柳優馬らしいですし、占星術的には様々な説があるようで「太陽説、月説、天王星説、冥王星説、地球説、冥王星+火星説」となっているようなのですが、宮原健斗が太陽でジェイク・リーが月と言われる今の全日本プロレスにおいて、そのどちらの説を持ちつつ別の星でもあるということであれば恐ろしい発想。

更にタロットカードの逆位置の意味では「焦り」という意味もあるようですが、とある国内最大手の団体でカリスマになった男は焦らないことでカリスマになりました。

その逆の「焦り」を含む技を引っ提げて天下を取れば、これは意味深ですし今は意味が無くとも将来意味が生まれる可能性も・・・


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