ここ数日は戦う男たちに見惚れるような日々が続いていましたねぇ。

還暦祭ではジェイク・タイチと宮原・棚橋の戦いがありましたが、試合後に棚橋がジェイクに新日参戦を呼びかけたり、またタイチの辛辣なのに愛があるコメントが印象的でした。
特にタイチはその後のYou Tube配信中でもかなり全日本プロレスへのアドバイスともとれる言葉が多く出ていましたし、全日愛を持つ聖帝の言葉は・・・正直、全日本さんは素直に聞いてほしいかなと思います。

あの試合後に「全日の選手も凄いじゃん!」「ジェイク・リーがカッコいい!」「棚橋と中邑の時代を思い出してドキドキした」「宮原のスピード凄い!新日に参戦しないのかな?」など、色々な声が届きましたし、結局のところ「全日本への入り口が増えれば単純に人気が戻るんだよ」ということなんですよ。

特にジェイク・リー、宮原健斗、青柳優馬もそうですが(諏訪魔は認知度が高いはずなので別枠として)彼らの世界への入り口に入れば、出口から出ていく人はきっと少ない。
それぐらいの魅力があるそれぞれの世界の当主だと思います。

ただ、問題は入り口が少ないことで(笑)

全日本プロレスとしても入り口を増やそうとしているようには見えず「素晴らしいプロレスをしていたら、きっと誰かが気がついてくれる」という考えなのでしょうけど、いくら美味しい料理を出す店でも山奥にあったら誰も気がつかないよってことなんですよ。

私自身は競馬本の著者でYou Tubeもやっていますが、実は私も「他の素人騙しの内容とは違うことをコツコツやっていたらいつかもっと人が集まる」と思っているタイプでした。

でも、先月から「無理だな」と10年がかりで気が付きましてね、You Tubeのサムネ1つから派手にして「大きな入り口」にしたところ、視聴者数・登録者数・SNS、全部4桁単位で伸びたんです。

その時に頭に浮かんだのが全日本プロレスのこと。

全日本プロレス、You Tube頑張っていますか?と。
選手の人達はSNSを頑張っていますか?と。
全日をしってもらうための宣伝告知にもっと工夫とお金をかけれませんか?と。

何となく「50周年だから御祝儀的に人が見に来てくれる」と思ってやいませんか?と、そう思っちゃうんですよ。

若い世代が伸びて、30代が素晴らしくて、40代がまだバリバリの迫力で今が一番食べ頃な全日本プロレスなのですから、ここは少々無理してもプロモーションを頑張ってほしいですよ・・・

プロレスは非日常で客席は日常ではないとダメだとわかった

もしかすると海野翔太への期待感の半分ぐらいは会場の空気が生んだのかもしれない。

そう思うほどに、後から冷静になって考えるとプロレスというのは会場のお客様の声が重要なのだなと思ったこの大会。

神大会という声も多いですが・・・いや、でもどうなんだろうか?
もちろんめちゃくちゃ良い大会だったんですが、国内のプロレスだって「日常」になっていればさ、もっと凄い大会があったと思うんですよ。

プロレスは「非日常」と言われますが、客席は「日常」でないとダメなんだなと改めて気が付かされましたよ、ええ。

海外組への期待感がどれだけ増しても、日本に彼らが戻ってきた時に客席が非日常のままだったら、上がったハードルの下をくぐるかもしれないとすら思いました。

特にね、ボクシングとか大歓声じゃないですか。

昨日のRIZINね、高阪が引退戦をKO勝利しましたけど・・・もう大歓声なんてもんじゃなかったですよ。

プロレス界はコロナになった選手が多いし、そこで警鐘を鳴らして厳しくメッセージを伝えてきたから「もうええやん」とは言い辛いんでしょうけど・・・いや、もうええやんって思うな私は。

結局何も変わってないんですよ、日本って。

他国より我慢した結果として何も変わってない。

いや、無観客のときより感染者数が多いんだから、様々な対策に意味があったのかすら議論しないといけないレベルですもん。

今のプロレス界が元に戻るかどうか、要因は「お客様が声を出せるかどうか」の1点だけですからね。

その1点を何とかするだけなんですよ・・・

そして何とかできないと、100%ここからプロレスというコンテンツが伸びることはないのですから、それこそ客席数を減らして値段を上げてでも声出しOKにして戻していかないと「今が日常」になったら相当厳しくなりますよ。

 

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