G1で屈辱のタップアウト負けをした鷹木信悟がザックセイバージュニアを迎えての防衛戦に挑んだPOWER STRUGGLE大阪大会。

ため息が出るような先の読み合いとなった戦いは、攻撃のバリエーションが日々増えているザックに対して王者鷹木が追い込まれたものの「裏:柔よく剛を制す」的な強引さをブースターのようにした王者がリベンジと防衛を達成。
G1での大活躍とコロナ禍でも日本で戦い続けてくれたザックに勝ってほしいという思いが多くのファンの中で徐々に生まれていく試合だったようにも思いますが、ここはぜひタイチとのタッグでワールドタッグリーグに優勝候補として挑んでほしいですね。

試合後にはオカダカズチカがリングに上がり「あの日の言葉」で宣戦布告をしました。
それに対して鷹木信悟もドームでの戦いを口にしましたが、なぜか変な空気に・・・?

恐らく音楽の鳴るタイミングがずれたこと、もしくは拍手は起きていましたが「そもそも1月4日に挑戦する権利証」としてファンが認識しているのに、鷹木選手が大発表のような口調でその日付を宣言したのでファンが「うん、知ってる」となったのではないかと(笑)

東京ドームでは挑戦者となるオカダカズチカ。
タマトンガを撃破してその権利を手放しませんでしたが、これも「タマトンガ頑張れ!」と思ったファンが多そうですよね。
それぐらい素晴らしい試合をしていましたし、タマトンガが負ける20秒前まで「タマが勝つのでは!?」と思わせるぐらいでしたから。

二人ともに緩急自在で手が合いますし、もしかすると何年も前からオカダカズチカのライバルをタマトンガにしておくべきだったのでは・・・?と。

さて、オカダカズチカはIWGP挑戦だけではなくバディ・マーフィー(バディ・マシューズ)との戦いへと挑みます。

復活のレインメーカーが世界に名前を響かせていく、レインメーカーの新章は既に始まっています。

US王者の棚橋弘至はKENTAに敗れて王座陥落。
権利書のイメージが強いKENTAはついにこのベルトを手にしましたが、参戦当初の批判の声はもう昔のことで今では試合内容・リング内外での活躍と話題性がファンの支持を受けていますので「US KENTA時代」が楽しみなファンが多そうですね。

誰を迎え撃つことになるのか?という楽しみもありますし、BULLET CLUB内のポジションもこれで変わってきますから次なる展開が楽しみです。

盤石になりつつあったロビーイーグルスを撃破しIWGPジュニアをその手に帰還させたエル・デスペラード。
フィニッシュにヌメロドスを持ってくるあたりがプライドの高さ・意地が見えるところで、マスクマンなのに感情が溢れ出るのはやはりカッコいい。

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでは王者としてリーグ戦に挑むことになりますが、デスペラード・高橋ヒロムのマッチレースにならないような存在が出てきてほしいですね・・・


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