後楽園ホール大会のメインは鈴木みのると永田裕志のシングルマッチ。
ここまでの試合を見せられると...もう理解を超えるというか、普通の人間の感覚では脳が処理できないですね。
一般人が喰らえばそのまま病院行きとなるであろうエルボーを何百発打ったでしょうか。
見る見る間に腫れ上がり内出血するお互いの首筋、目の前にいる相手をただ殴り飛ばすという戦い。
ストロングスタイルという言葉で終わらせることができない、鈴木と永田だからこそのスタイルに震えました。
さんざん殴り合い、最後は一発のゴッチ式パイルドライバーで終わったこの試合。
美学なのか何なのかさえわかりませんが、ただ「スゲェ」ということが刺さりました。
試合後に永田を称えるようなことも期待しましたが、鈴木みのるの口から出た言葉は「お前の攻撃なんて1つも痛くない、バーカ」という叫び・・・
ただ、この強がりこそが永田への強いメッセージなのだと思います。
さて、鈴木みのるは「次に行く、目星は付けてある、次行くところは決めてある、まさか俺が来るとは思ってないだろう」と発言しました。
これが何を指しているのか?
IWGP・インターコンチネンタルでは唐突だと考えるとNEVERか?とは思いましたが「あいつもこいつもそいつも絞め落とす」と複数をイメージする言葉もあっただけに、現在の新日本プロレスの状況を考えると【KOPW2020】への参戦なのかなと思いました。
鈴木みのるが「サブミッションのみルール」などで出てくれば面白いですし、パンクラスルールやUWFルールなんてのも面白いじゃないですか。
それならぜひ再度永田裕志とのシングルマッチが実現なんてこともあるかもしれませんし、今モヤモヤを抱えているであろう小島聡と鈴木みのるなんて構図も見てみたいものです。なんだかんだで因縁がある二人ですしね。
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