全日本プロレスがまたしても新しい企画を実現。
「ぼくらの7分間戦争」と題して、7分間1本勝負のドリームカードを実現するという素晴らしい企画です。
初回となったのはなんと宮原健斗と岩本煌史のシングルマッチ。
両者ともに現在無冠ではありますが全日本プロレスのシングルのトップvsジュニアのトップの戦いが実現。
試合時間の短さ的にお互いの得意技が爆発するというよりは、岩本煌史がいかにして宮原健斗から短時間で一本取るか!?という狙いをしていく試合となりましたが、やはりこれぐらいのトップ選手同士の珍しい顔合わせとなると緊張感がありますね・・・
岩本煌史に関しては名古屋でのアジア防衛戦の時に使った4の字固めや先日大森北斗に使ったコブラツイストなど、古くからある馬がなぜか似合うところがありますが・・・今回のジャパニーズレッグロールクラッチも似合っていましたね。
全日本プロレスでNO1のスピードとヘビー級とも差のないパワーを持つ岩本煌史がこういう技を使っていくというのは面白いと思いますし、安易に大技ばかり増やしていく現代のプロレス界のトレンドではない方向で自分の世界を作っていけるというのは長年プロレスを見ている1ファンから見ても凄いことだなと思います。
さて、試合は7分のドローとなりました。
宮原健斗は「7分なんて聞いてない!」と発言していましたが、この続きはぜひ宮原健斗が三冠王に返り咲き岩本煌史も世界ジュニアに返り咲いた時に夢の続きを見せてほしいなと思いました。60分1本勝負で。
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