プロレスラーだから許されることがある

昨日のタイチ・ザックの乱入により棚橋弘至・飯伏幸太のIWGPタッグ戴冠がバッドエンドという形になり、ライガーさんがブチギレという件については・・・それがプロレスじゃないですかという話をすでに書いたわけですが、それについてタイチ選手がTwitterで反論をしたところ、かなり多くのファンがタイチ支持の意見を書いていました。

そして改めてタイチは試合後に怒りのコメントを出したわけですが、やっぱり正論だと思うのです。

「どうしたって……。昨日はどうしたって……。だってよ、新日本プロレス……。それ作ったのテメェらだろ。なぁ、俺あいつとは違うけどよ。あいつみてぇによ、実績もねぇ奴だったら後ろから殴るに決まってるだろ。それを何だ。ライガーもうるせえ、ガタガタ……。それ認めたのおまえらだろ?

で、まぁ一部の人はタイチに食って掛かっていますが・・・って一部の人ってファンですからね。
レスラーじゃなくファンというところが問題で、ちょっとやはりファンがレスラーとの距離をSNSのせいで見誤っている状況はよろしくないなと思います。

レスラーは何を言ってもいいんですよ。それも含めてプロレスですから。
でもファンは違う。ファンが直接レスラーに暴言を吐くのは全然違う。

内藤が言うような「言いたいことは言葉にしないと~」というのはそういうことじゃないですしね・・・

ただ、新日本プロレスが復活した理由の1つはSNSでのファンとの距離を縮めたこともありますから、それこそライガーさんの言葉「テメーの首をテメーで締めている」が当てはまってしまいます。

プロレスラーの熱い戦いを見て日頃のストレスを発散したり勇気をもらうのは当然ですが、プロレスラーに対してストレス発散してどうするんですかと。

でね、さっき井上亘さんが中西さんとのツーショットをアップしていたんですよ、Twitterにね。
で「あー、この二人には大きな物語があるよなぁ」と思っていたら「井上さんのジャーマンで怪我したんですよね」とリプを飛ばしている人を見て、もうこれはSNSって相当危険だなと思いましたよ。

人の想像力を欠けさせるツールになってきていますからね・・・

子供たちも沢山プロレスを見る時代に戻った今、そういう子供たちがそういう大人のプロレスファンに影響されたらどうするんですか・・・って思いましたよ。


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