三冠ヘビー級王座の10回の防衛戦を控えている宮原健斗。
ここで青柳優馬を退ければ川田利明の持つ10連続防衛に並びますし、その記録を超えていくまであと1つとなります。

ここで登場したのが仲間だと信頼していた青柳優馬となるわけですが、彼の裏切りとも言える宣戦布告に対して宮原健斗はこのように語りました。

・青柳優馬の中ではこの時を狙っていた。
・全日本プロレスらしくない行動だと思うがそこを彼は狙ってきたと思います。
・宮原健斗のことをよくわかっている。

そして

・いつか来るだろうと思ったときが来た。
・ファンの皆さんも待っていたんじゃないですか。

ということで・・・なんだか嬉しそうなんですよね。
ジェイク戦の前のような殺伐感がないというか、それだけ余裕があるのかもしれません。
冷静に青柳優馬を分析している王者の姿には安心感を感じますが、どこか逆に不安も感じるのはこの余裕を感じるからでしょうか。

青柳優馬という選手に関しても宮原健斗の評価は高いです。

『今までリング上で自分自身、青柳優馬のありのままをさらけ出すということが足りないと思っていたが、青柳優馬をさらけ出しつつあるというのが今の現状。これから更に見えてくる。』

三冠ヘビー級王座戦で青柳優馬がどこまで自分をさらけ出すことができるのか、そこが勝負の鍵となるのかもしれません。

野村直矢・ジェイク・青柳優馬と三冠挑戦が続いていることに関しては、彼ら3人の人気や実力を認めた宮原健斗。
ですが青柳優馬だけは野村・ジェイクが持っていないものを持っていると発言しています。

『彼らに無いもの。見てる人はわかるんじゃないか?それをぶつけてくるのではないか。』

青柳優馬だけが持つ武器、それを宮原健斗にぶつければ・・・というコメントですが、すでに王者宮原健斗にはそれがわかっている状態ですからね。それ以上のものを青柳優馬が出していかないといけないというメッセージにも感じます。

さて、NEXTREAM追放という件に関しては「それは勝ち負けで決まりますから」とコメントをした宮原健斗。
『ただ、宮原健斗が勝ったら「俺も1つ言いたいことがある」』と意味深な発言を最後に残しました。

勝ち負けで決まるということは負ければ追放、勝てば継続ということが前提の上で「勝ったら言いたいことがある」というのは気になりますね。

逆に自ら解散を宣言するなんてことも考えられますし、全くNEXTREAMとは関係ない部分での言いたいことかもしれません。

宮原健斗が勝利する=最多防衛記録への次の戦いが待っている中で、そこに相応しい相手を指名することが言いたいことかもしれませんし、2月11日の後楽園ホール大会は最後の最後まで見逃せませんね。


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